スオウのお花です。
患者さんのおうちから見えたのは、桜よりも濃いピンク色。
昨日スタッフが訪問したら、1人暮らしの患者さんが家にいませんでした。
近くを探したけど見つからず、弟さんを呼んでさらに探したところ見つかりました。
認知症の奥様は施設に入所し、1人暮らしになりました。
弟さんも忙しく、毎日見に来ることができないので、施設への入所を考えています。
でも70人まち。
本人は、「俺は入院とか病院とか大嫌いなんだよ・・・・」
具合が悪いことを知られたくないため、肛門から腫瘍が飛び出しているのも
一度しか見せてくれません。往診の医師にもみせてくれません。
足浴に訪問していますが、それも今は拒否しています。
お風呂も入っていない様子。
肛門からの浸出液も、スーパーのビニール袋を当てていました。
でも、かろうじて、ねずみにかじられた石鹸で髭剃りをさせてくれます。
先日は派出所から訪問看護ステーションに電話があって、どっきりしましたが
落し物でした。連絡先が、訪問看護だったようです。
電話してもでないから、看護師さんに電話しましたとのことでした。
患者さんは難聴がひどく、電話にでることができません。
入院したくない、病院へ行きたくない、余計なことはしないで欲しい、
余計なことをすると、「もう来るな」と言うので遠くから見守るだけです。