このシリーズも4回目です。ここにきてコロナの感染拡大が再び始まっており、お出かけどころではない感もいたしますが、早速ご紹介していきます。
1 Smile (T-SQUARE SUPER BAND) 2013(平成25)年
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このアルバムは結成35周年を記念したもので、5年前と同様にスーパーバンド形式で収録、ツアー等も行われました。私の好きな曲は終盤の2曲で「微笑みを忘れない」と「あの夏のように」です。「微笑みを忘れない」はリーダーの安藤さんの曲で、スケール感と曲の盛り上がりがかつての「Travellers」をほうふつとさせて好きなのですが、ライブでは演奏されませんでした。以前、ファンイベントでサイン会があって「あの曲演奏されないんですか?」と安藤さんに聞いたことがありました。ご本人も「やりたいんだけどなかなか機会が無くてね~」とのことでした。以来ツアーで演奏されたことは無いと思いますので、なかなか生で聴く機会はないなあというところです。
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2 Paradise 2015(平成27)年
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ウミガメさんもご機嫌なジャケット。このジャケットから分かるように「夏」を思い切り意識したアルバムです。夏物アルバムでは私的には「うち水にRAINBOW」「ADVENTURES」「夏の惑星」に比肩すると思っています。ライブでは「Through the thunderhead」が人気曲ですが、個人的には安藤さん作曲のアルバムタイトル曲「Paradise」が一番好きです。「彼女と麦わら帽子」なんていうちょっと遠い夏の日を思い出すようなタイトルの曲もありますし「Night Cruise」は大きな客船でのクルーズと言うよりは、ベネチアの本島の北側、街の喧騒から離れたあたりからリゾートのあるリドに向けて夜間に水上バスで移動しているときのイメージ(分かりづらくてごめんなさい)です。「Eternal Glory」というこのバンドらしいスケール感のあるバラードもあります。アルバムのエンディングも「夏の終わり」となっているのも〇です。
3 TRESURE HUNTER 2016(2018)年
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硬軟取り混ぜたさまざまな曲が入っていますが、全体にアルバムのコンセプトの中にうまくまとまっているという印象があります。安藤さん作曲の「Night Light」は、淡いオレンジ色の街灯に照らされたヨーロッパの夜の街を歩いているような感覚になりますし、河野さんの「Pearl of the Adriatic」、安藤さんの「Double Rainbow」は劇伴のような感じのメロディとなっていますが、それがアルバムに物語性を与えているような感じがします。安藤さん、だいぶ提供曲が少ないのですが、どれもいい曲ばかりです。
番外編 企画もの Dolphin Through 2015年
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こちらは企画もので、架空のラジオ番組に乗せてスクエアの曲が全編に流れる、という一枚です。このCDのためのオリジナル曲もあります。ほら、やっぱりこのジャケットは夏そのものでしょう?
メンバー、元メンバーのソロ活動から
AMOUSHE 和泉宏隆 1988年
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夏と言うより旅行に連れていく音源、ではあるのですが、山や川、森と言った自然が似合うアルバム。「RIVER」という曲を聴きながら国内の景色が素敵なローカル線を旅したものです。只見線をこの曲をお伴に旅してみたいなあ。
CARRY OUT 本田雅人 1999年
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1991年から1997年まで在籍した本田雅人さんのアルバム。こちらも全編夏向きな曲が揃っており、すべての楽器を本人が演奏して収録したのも特徴。もちろん、ライプではそれぞれの第一人者たるミュージシャンが担当しましたが、管楽器について、曲によっては自分の周囲にいくつものサックスをぶら下げて「大道芸人のよう(本田さん談)」演奏していました。
ちょっと暑くなってきたあたりから私はよくこのアルバムを聴きます。一曲目の「Calling The Sun」から始まり「ヒマワリ」、「Running High」が特に好きです。また「Blue Black」は東南アジアあたりの暑い夜のようなイメージにさせてくれます。
そういえばこのCDの発売ツアー、行われたのはすっかり秋になってからでした。真夏にライブで聴きたかったなあ。
そんなわけでスクエア関係のアルバムばかりの紹介となりました。インストばかりでは皆様疲れてしまうでしょうから、ボーカルも次回以降ご紹介します。終わるころには夏も終わってそうだな・・・。更新がんばります。
1 Smile (T-SQUARE SUPER BAND) 2013(平成25)年
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このアルバムは結成35周年を記念したもので、5年前と同様にスーパーバンド形式で収録、ツアー等も行われました。私の好きな曲は終盤の2曲で「微笑みを忘れない」と「あの夏のように」です。「微笑みを忘れない」はリーダーの安藤さんの曲で、スケール感と曲の盛り上がりがかつての「Travellers」をほうふつとさせて好きなのですが、ライブでは演奏されませんでした。以前、ファンイベントでサイン会があって「あの曲演奏されないんですか?」と安藤さんに聞いたことがありました。ご本人も「やりたいんだけどなかなか機会が無くてね~」とのことでした。以来ツアーで演奏されたことは無いと思いますので、なかなか生で聴く機会はないなあというところです。
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2 Paradise 2015(平成27)年
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ウミガメさんもご機嫌なジャケット。このジャケットから分かるように「夏」を思い切り意識したアルバムです。夏物アルバムでは私的には「うち水にRAINBOW」「ADVENTURES」「夏の惑星」に比肩すると思っています。ライブでは「Through the thunderhead」が人気曲ですが、個人的には安藤さん作曲のアルバムタイトル曲「Paradise」が一番好きです。「彼女と麦わら帽子」なんていうちょっと遠い夏の日を思い出すようなタイトルの曲もありますし「Night Cruise」は大きな客船でのクルーズと言うよりは、ベネチアの本島の北側、街の喧騒から離れたあたりからリゾートのあるリドに向けて夜間に水上バスで移動しているときのイメージ(分かりづらくてごめんなさい)です。「Eternal Glory」というこのバンドらしいスケール感のあるバラードもあります。アルバムのエンディングも「夏の終わり」となっているのも〇です。
3 TRESURE HUNTER 2016(2018)年
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硬軟取り混ぜたさまざまな曲が入っていますが、全体にアルバムのコンセプトの中にうまくまとまっているという印象があります。安藤さん作曲の「Night Light」は、淡いオレンジ色の街灯に照らされたヨーロッパの夜の街を歩いているような感覚になりますし、河野さんの「Pearl of the Adriatic」、安藤さんの「Double Rainbow」は劇伴のような感じのメロディとなっていますが、それがアルバムに物語性を与えているような感じがします。安藤さん、だいぶ提供曲が少ないのですが、どれもいい曲ばかりです。
番外編 企画もの Dolphin Through 2015年
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こちらは企画もので、架空のラジオ番組に乗せてスクエアの曲が全編に流れる、という一枚です。このCDのためのオリジナル曲もあります。ほら、やっぱりこのジャケットは夏そのものでしょう?
メンバー、元メンバーのソロ活動から
AMOUSHE 和泉宏隆 1988年
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夏と言うより旅行に連れていく音源、ではあるのですが、山や川、森と言った自然が似合うアルバム。「RIVER」という曲を聴きながら国内の景色が素敵なローカル線を旅したものです。只見線をこの曲をお伴に旅してみたいなあ。
CARRY OUT 本田雅人 1999年
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1991年から1997年まで在籍した本田雅人さんのアルバム。こちらも全編夏向きな曲が揃っており、すべての楽器を本人が演奏して収録したのも特徴。もちろん、ライプではそれぞれの第一人者たるミュージシャンが担当しましたが、管楽器について、曲によっては自分の周囲にいくつものサックスをぶら下げて「大道芸人のよう(本田さん談)」演奏していました。
ちょっと暑くなってきたあたりから私はよくこのアルバムを聴きます。一曲目の「Calling The Sun」から始まり「ヒマワリ」、「Running High」が特に好きです。また「Blue Black」は東南アジアあたりの暑い夜のようなイメージにさせてくれます。
そういえばこのCDの発売ツアー、行われたのはすっかり秋になってからでした。真夏にライブで聴きたかったなあ。
そんなわけでスクエア関係のアルバムばかりの紹介となりました。インストばかりでは皆様疲れてしまうでしょうから、ボーカルも次回以降ご紹介します。終わるころには夏も終わってそうだな・・・。更新がんばります。