前回、ピギーバックのトラックの話を書きまして、今回はその続きのつもりで写真なども準備していたところですが、予定を変更して新型コロナウイルス関係でこの話を書こうと思います。
鈴鹿サーキットで10月に予定されていたF1日本グランプリが中止となりました。海外(それぞれのチームひとつとっても現代のF1は多国籍です)から関係者を招くにしても10月までに入国制限が解かれるかどうかは現時点で不透明なわけですから、正式にその知らせを聞いたときは「ああ、やっぱり」という思いの方が強かったわけですが、それでもずっと続いていたイベントが今年に関しては中止、というのは残念でなりません。F1についてはとりあえず欧州で8戦を開催し、他のサーキットとも一部は交渉中と言われています。世界選手権が始まった1950年代は年間10戦にも届かず、取って付けたようにインディ500マイルを選手権の中に含めていました。インディとF1に関しては人も、マシンも全く交流が無く、F1が欧州だけで行われていたので「世界選手権」という名前を保つためにインディ500を入れたなどと言われています。今年が全体で何戦開催になるかはわかりませんが、このところの肥大傾向からはだいぶ絞られたものになるようです。F1を五輪やサッカーのW杯と同列に扱う向きもありますが、自動車の選手権やレースにはF1と同じくらい魅力を持ったものが他にもあります。F1はお金の動きも(日本でF1ブームと呼ばれた頃に比べても)桁違いであり、そのあたりの功罪も以前から語られているわけですが、新型コロナウイルスがこういったスボーツビジネスに冷や水を浴びせる形となったわけで、今後否応なくF1にも変化が生じるのではないでしょうか。特にこの10年くらいはF1もより華美になっている印象を受けます。改修後の鈴鹿サーキットを見ても、施設そのものが昔に比べてかなり立派になっており、観客にとってはありがたいことでもあるのですが、その分チケットも値上がりしているのも事実です(ただし、最近では子供連れや若いファンのために安く設定しているチケットもあり、こういった取り組みは昔は無かったので素晴らしいことと思います)。1970年代のように簡素なピットガレージで十分、とか昔の鈴鹿サーキットのように仮設トイレがずらっと並ぶ光景に戻ってほしいとは言いませんが、安全対策さえ十分に取ってくれていれば、必要以上に華美にならず、参戦・開発コストを下げ、開催国の地元ドライバーがスポットとして簡単に参加できたり、中古のマシンがレンタルできるくらいのレギュレーションだったらいいのに、とちょっとだけ思うことがあります。
私は1997(平成9)年から日本GPは「皆勤賞」だったのですが、これで今年は三重の美味しいお酒も、美味しい食べ物も、宿泊地の名古屋名物も買って帰れないので家族は残念がっています。来年こそはぜひ鈴鹿でF1を観て、思いっきり応援して、楽しむんだ、と思っています。
東京も緊急事態宣言明けで店舗が開くようになっていますが、それでも飲食店などは以前ほどの客足が戻っていないようです。個人的によく行くお店が以前に比べると寂しい限りで、たくさんお客さんがいて賑わっていた頃が懐かしいです。簡単に入れるというのはお店にとっては決してありがたいことではないので、応援できる範囲で食べたり、飲んだりしたいところです。
さて、コロナウイルスの流行に関連して発売が遅れていたT-SQUAREの新譜「AI FACTORY」がようやく発売となりました。以前なら発売日と同時にCD屋さんに駆け込んだものですが、近くにこうした店もなくなり、今年は通販で注文したものを宅配ボックスで受け取る、という今時な入手方法となりました。今年はキーボードの河野啓三さんが病気から復活、サポートキーボードの白井アキトさんも加えて6人での編成ですが、都会的なカチッとしたナンバーあり、珍しく伊東たけしさんのフルートをフィーチャーした曲もありと早速楽しんでおります。都会的なサウンドは一昨年の「CITY COASTER」でも堪能できましたが、今回のアルバムも「ハズレ」の曲が無く、ライブで聴いてみたいと思う曲も多いです。東京公演が7月に予定されておりますが、無事に開催されることを祈りたいです。
鈴鹿サーキットで10月に予定されていたF1日本グランプリが中止となりました。海外(それぞれのチームひとつとっても現代のF1は多国籍です)から関係者を招くにしても10月までに入国制限が解かれるかどうかは現時点で不透明なわけですから、正式にその知らせを聞いたときは「ああ、やっぱり」という思いの方が強かったわけですが、それでもずっと続いていたイベントが今年に関しては中止、というのは残念でなりません。F1についてはとりあえず欧州で8戦を開催し、他のサーキットとも一部は交渉中と言われています。世界選手権が始まった1950年代は年間10戦にも届かず、取って付けたようにインディ500マイルを選手権の中に含めていました。インディとF1に関しては人も、マシンも全く交流が無く、F1が欧州だけで行われていたので「世界選手権」という名前を保つためにインディ500を入れたなどと言われています。今年が全体で何戦開催になるかはわかりませんが、このところの肥大傾向からはだいぶ絞られたものになるようです。F1を五輪やサッカーのW杯と同列に扱う向きもありますが、自動車の選手権やレースにはF1と同じくらい魅力を持ったものが他にもあります。F1はお金の動きも(日本でF1ブームと呼ばれた頃に比べても)桁違いであり、そのあたりの功罪も以前から語られているわけですが、新型コロナウイルスがこういったスボーツビジネスに冷や水を浴びせる形となったわけで、今後否応なくF1にも変化が生じるのではないでしょうか。特にこの10年くらいはF1もより華美になっている印象を受けます。改修後の鈴鹿サーキットを見ても、施設そのものが昔に比べてかなり立派になっており、観客にとってはありがたいことでもあるのですが、その分チケットも値上がりしているのも事実です(ただし、最近では子供連れや若いファンのために安く設定しているチケットもあり、こういった取り組みは昔は無かったので素晴らしいことと思います)。1970年代のように簡素なピットガレージで十分、とか昔の鈴鹿サーキットのように仮設トイレがずらっと並ぶ光景に戻ってほしいとは言いませんが、安全対策さえ十分に取ってくれていれば、必要以上に華美にならず、参戦・開発コストを下げ、開催国の地元ドライバーがスポットとして簡単に参加できたり、中古のマシンがレンタルできるくらいのレギュレーションだったらいいのに、とちょっとだけ思うことがあります。
私は1997(平成9)年から日本GPは「皆勤賞」だったのですが、これで今年は三重の美味しいお酒も、美味しい食べ物も、宿泊地の名古屋名物も買って帰れないので家族は残念がっています。来年こそはぜひ鈴鹿でF1を観て、思いっきり応援して、楽しむんだ、と思っています。
東京も緊急事態宣言明けで店舗が開くようになっていますが、それでも飲食店などは以前ほどの客足が戻っていないようです。個人的によく行くお店が以前に比べると寂しい限りで、たくさんお客さんがいて賑わっていた頃が懐かしいです。簡単に入れるというのはお店にとっては決してありがたいことではないので、応援できる範囲で食べたり、飲んだりしたいところです。
さて、コロナウイルスの流行に関連して発売が遅れていたT-SQUAREの新譜「AI FACTORY」がようやく発売となりました。以前なら発売日と同時にCD屋さんに駆け込んだものですが、近くにこうした店もなくなり、今年は通販で注文したものを宅配ボックスで受け取る、という今時な入手方法となりました。今年はキーボードの河野啓三さんが病気から復活、サポートキーボードの白井アキトさんも加えて6人での編成ですが、都会的なカチッとしたナンバーあり、珍しく伊東たけしさんのフルートをフィーチャーした曲もありと早速楽しんでおります。都会的なサウンドは一昨年の「CITY COASTER」でも堪能できましたが、今回のアルバムも「ハズレ」の曲が無く、ライブで聴いてみたいと思う曲も多いです。東京公演が7月に予定されておりますが、無事に開催されることを祈りたいです。