50年前の墓地通り

寒い日が続いていますが、
　体調管理の方は大丈夫ですか？
　ワタクシはなんとか風邪も引かずにおりますよ。

先日ワタクシの伯母が新型インフルエンザにかかりましてね、
　身近にも感染する人がいるとちょっと驚かされます。
　油断は禁物、手洗いとうがいはしっかりやりましょう！

さて今日アメリカ人のご夫婦がお店に寄ってくださいました。
　ちょこっとお話をすると、
　旦那さんが50年前に弊店の裏手の神社近くに住んでいたそうで、
　　彼が結婚する前の二十歳前後の頃でしょう。
　全く変わってしまってびっくりしたよ～、
　　と残念がっていました＾＾；。

50年前と言えば1960年。
　まだワタクシは生まれていない時代に、
　彼はこのあたりに住んでいたそうで、
　弊店の斜め前にある空き地で当時は踊ったりしたと言っていました。

その空き地にはその後建物が建ち、
　また壊されて、都営住宅となり、
　そしてその都営住宅も2年前に壊されました。

その頃の職業は聞きませんでしたが、
　恐らく二十歳前後にこのあたりにいたということは、
　米軍にいたのでしょう。
　六本木には米軍関連の施設が多くあったと聞いています。
　　今でも国立新美術館の隣に米軍のヘリポートがあります。
　　話では米軍は都内に数ヶ所敷地を所有し、
　　　その面積は渋谷区と同じくらいの面積であるそうです。

現在国立新美術館があったところには、
　歩兵第三連隊兵舎がもともとあり、
　戦後は米軍施設に、そして東大生産技術研究所となり、
　　現在は国立新美術館別館となっています。
　　国立新美術館に行くと、
　　　当時の建物の模型があるのでご覧になられると興味深いですよ。

思えば以前にも米国人夫婦が、
　同じように昔の旦那さんの住みかを探しにこの辺りに来て、
　ついでに弊店に寄ってくださいました。

お店にいると色々な出会いがあったりして、
　ちょっとした歴史の勉強にもなります＾＾；