最近思い出すことがある。
それはTrevignano で親切にしてくれた女性。
Trevignano とはイタリアのローマ近郊の小さな古い町。
ローマより50kg位離れた町で、
ローマに通勤する人もいるけれど、
ローマの都会の喧騒を離れ、
緑豊かな湖 Bracciano湖のほとりの小さな町。
それがTrevignano。
湖の名前にもあるBracciano はTrevignano の隣町。
車で数分湖沿いに走ると古い城下町がある。
それがBracciano。
その古城は湖を眺めるように建っていた。
その古城近くの喫茶店で飲んだホットチョコレートが
濃厚で凄く美味しかった。
アイルランド人の友人が
ローマの学校に赴任になり、
何度か遊びに行った。
その友人が一時期住んでいた町が
Trevignano。
大学の夏休みを利用して訪れたある夏。
イギリスの大学は秋から新学年が始まるので、
夏休みの宿題なんてものは出ない。
まぁ大学だし。
友人もローマの学校で先生をしていたので、
夏休みは長い。
なので自分もある夏は
1カ月ほどそのTrevignanoの友人宅に居候をさせてもらった。
今思えば何度も長期滞在したのだから
イタリア語でも覚えれば良かったものの、
特に何をするわけでもなく、
ローマ観光をしたりしていた。
なので意外とローマのことは詳しかったりする。
小さな町には
日本人もおらず
レストランへ行っても珍しがられた。
そんな夏の最終日。
友人は仕事があったので、
自分は1人で電車でローマへ行き、
飛行機でイギリスへ戻ることになっていた。
電車の時間もチェックをして
そして駅へ向かうと、
電車の時間が間違っていた事に気が付く。
小さな町には電車は数時間に1本くらいしか来なかった。
次の電車では帰りの飛行機には間にあわない。。。。
どうしよう。。。
途方に暮れていると
丁度その小さな駅に
小さな古くて赤い車を乗り付けたイタリア人女性がいた。
電車がその時間にはないことを知っていたのか、
その女性は途方に暮れた自分に片言の英語で声をかけてくれた。
帰りの飛行機に間にあわない、
どうしよう。。。
その女性は当然のように
自分を車でローマまで送ってくれると言った。
車の中で何を話したのかも覚えていない。
でも彼女の善意で自分は無事ローマに辿り着くことができた。
そこからはバスに乗って空港へ。
彼女の名前も
連絡先も聞かず別れたしまったことの後悔。
度々彼女のことを思い出す。
顔すら覚えていないのに。
あの時にちゃんと連絡先を聞いておけば
次に行った時にちゃんとお礼ができたのに。。。
今になってもちゃんとお礼を伝えたい、
そんな気持ちがいつもどこかにある。
あなたの優しさ、
本当にありがとう。
Trevignano の名も知らない親切な女性。
あなたの優しさは
一生忘れない。
そしていつか会うことができるなら、
その恩を返したい。。。
それはTrevignano で親切にしてくれた女性。
Trevignano とはイタリアのローマ近郊の小さな古い町。
ローマより50kg位離れた町で、
ローマに通勤する人もいるけれど、
ローマの都会の喧騒を離れ、
緑豊かな湖 Bracciano湖のほとりの小さな町。
それがTrevignano。
湖の名前にもあるBracciano はTrevignano の隣町。
車で数分湖沿いに走ると古い城下町がある。
それがBracciano。
その古城は湖を眺めるように建っていた。
その古城近くの喫茶店で飲んだホットチョコレートが
濃厚で凄く美味しかった。
アイルランド人の友人が
ローマの学校に赴任になり、
何度か遊びに行った。
その友人が一時期住んでいた町が
Trevignano。
大学の夏休みを利用して訪れたある夏。
イギリスの大学は秋から新学年が始まるので、
夏休みの宿題なんてものは出ない。
まぁ大学だし。
友人もローマの学校で先生をしていたので、
夏休みは長い。
なので自分もある夏は
1カ月ほどそのTrevignanoの友人宅に居候をさせてもらった。
今思えば何度も長期滞在したのだから
イタリア語でも覚えれば良かったものの、
特に何をするわけでもなく、
ローマ観光をしたりしていた。
なので意外とローマのことは詳しかったりする。
小さな町には
日本人もおらず
レストランへ行っても珍しがられた。
そんな夏の最終日。
友人は仕事があったので、
自分は1人で電車でローマへ行き、
飛行機でイギリスへ戻ることになっていた。
電車の時間もチェックをして
そして駅へ向かうと、
電車の時間が間違っていた事に気が付く。
小さな町には電車は数時間に1本くらいしか来なかった。
次の電車では帰りの飛行機には間にあわない。。。。
どうしよう。。。
途方に暮れていると
丁度その小さな駅に
小さな古くて赤い車を乗り付けたイタリア人女性がいた。
電車がその時間にはないことを知っていたのか、
その女性は途方に暮れた自分に片言の英語で声をかけてくれた。
帰りの飛行機に間にあわない、
どうしよう。。。
その女性は当然のように
自分を車でローマまで送ってくれると言った。
車の中で何を話したのかも覚えていない。
でも彼女の善意で自分は無事ローマに辿り着くことができた。
そこからはバスに乗って空港へ。
彼女の名前も
連絡先も聞かず別れたしまったことの後悔。
度々彼女のことを思い出す。
顔すら覚えていないのに。
あの時にちゃんと連絡先を聞いておけば
次に行った時にちゃんとお礼ができたのに。。。
今になってもちゃんとお礼を伝えたい、
そんな気持ちがいつもどこかにある。
あなたの優しさ、
本当にありがとう。
Trevignano の名も知らない親切な女性。
あなたの優しさは
一生忘れない。
そしていつか会うことができるなら、
その恩を返したい。。。