このところ秋らしくない陽気が続いていますね。
お元気にされていますか?
先週ちょっとばかり個人的にドタバタしていました。
まぁお店の移転先探しもありますが、
オーストラリア人の旅人との出会いがありましてね。
3週間前でしょうか、
浅草の居酒屋で友人と飲んでいる所に、
オーストラリアから来た観光客が1人
そこへ入ってきました。
英語を話せない店主、
たまたま自分の隣に座ったので、
ちょっと通訳をすることに。
人前で英語を話すのって、
ちょっぴり嫌なんですよね。
昔と比べると英語力も下がりましたし、
だから恥ずかしいんです。
その前日に日本に着いたばかりで、
1人で日本へ旅行に来た方。
年も自分の1歳下。
東京で数日観光したら、
大阪、神戸、京都、奈良などをあても無く観光し、
そしてまた東京に戻ってくると。
とても感じの良いその方、
その日はちょっと飲んで帰られました。
数日後にFacebookでメッセージが。
先日はありがとうって。
会話の中でFacebookのことを話したっけ。
それほどShiroという名も多いわけでもなく、
割とあっさり見つかったようです。
日本観光の思い出は、
彼の旅ブログに更新されていました。
自分では気がつかないような
ちょっとした日本を写真に撮っていました。
外国人から見る日本って面白いですよね。
1人で旅しているのに、
色々なところで色々な人と出会っている様子が
ブログから伝わってきます。
そして東京に戻るだろうと思われる先週、
いつ東京に戻るの?
っとFacebookでメールをしてみました。
すると水曜日だよ、
と直ぐに返信がありました。
そこで自分の友人が英語の勉強をしたいと言っていたのを思い出し、
半ば強引に友人にそのオーストラリア人に観光案内しない?
って話したわけです。
自分が英語の勉強をしたきっかけは、
まだ中学のころ、
父の仕事の関係で日本に来ていたフランス人との出会い。
英語が通じず、
終始無言が続いたのがとても心苦しくて、
そして英会話を始めるようになり、
さらには留学までして英語を話せるようになった。
言葉はコミュニケーションをスムースにさせる道具。
そして英語は多くの他の国でも習う言葉ので、
英語が話せるだけで世界の多くの人と話せるようになれる、
画期的な言語。
世の中何ヶ国後も話せる人はいるけれど、
とりあえず英語さえ話せれば、
世の中の大多数の人と話せる、
そんな便利なツール。
なので友人にも折角の機会なので、
観光案内をしてきなと提案。
その時に話せなくても、
あー、話せなかった、
英語を勉強しなきゃ、
と思えるだけでも十分。
別の友人も英語を勉強したいと言っていたのを思い出したので、
ついでに話をしてみると
一緒に観光案内をする!ということに。
勿論自分はお店があるので、
あくまでも自分はお店で待機。
面識が無いまま観光案内に出かけるのも申し訳ないので、
オーストラリア人のその人が東京へ着いたら
一緒にみんなで食事をすることに。
英語圏の人って
英語を母国語としない人の話を理解しようという姿勢がある人と、
全くない人がいるんです。
同じ言葉を話す人でも、
他人を理解しようと努力する人と、
全く努力しない人っていますでしょ。
それと同じ。
後者の方だと結構厄介。
でもそのオーストラリア人は前者の方。
理解しようと一生懸命聞く耳を持ち、
そして理解してもらおうとゆっくりはっきり話す。
そんな人。
お酒も入ると打ち解けるのも早く、
観光案内の日程と詳細も決まりその日は解散。
結局皆は車で鎌倉へ行くことに。
万が一の時には自分が電話で通訳すると。
信頼のできる友人達であるから、
英語が話せなくても大丈夫、
そんな気がした。
意外と身振り手振り、
そして笑顔があれば通じるもの。
英語が通じた時に、
暗号を解読してもらったような嬉しさがある。
あっ、通じた!みたいな。
鎌倉観光も無事に終わり、
そして東京へ戻ってきたご一行。
そのオーストラリア人も鎌倉旅行を喜び、
一緒に行った友人等にはとてもお世話になり
お礼をしたいとのメールがあった。
海外旅行へ行って、
現地で友達になることは余りないこと。
でも現地の人と友達になれると、
それはまたそれで違ったその国を見られる。
自分も日本に来ている外国からの旅人に話しかけることは通常無く、
それらの旅行者と友達になることも無い。
でも折角そこで出会うチャンスがあるのであれば、
知り合うことに損は無く、
お互いに良い経験ができると思う。
鎌倉小旅行の翌日、
そのオーストラリア人は律儀に自分のお店まで
友人等にお礼のワインを持ってやってきた。
渡してほしいと。
お店の話はしてあり、
必ず行くとは言っていたけれど、
まさか本当に来るとは。
約束はすれど
それを守らない人なんてざらにいる。
だから人の約束事には期待をしないようにしている。
だって傷つくのは期待をしてしまう自分だから。
その代わり自分が交わした約束は、
可能な限り果たす。
これが自分流。
果たせない約束は、
最初から無理かも、
っと約束をしないことにしている。
それはさておき、
律儀にその約束を守ってきた彼は、
律儀に弊店でお買い物をし、
鎌倉旅行がどれだけ楽しく、
そしてどれだけ有意義なことだったかを話してくれた。
そして偶然の出会いから3週間後の今日、
彼は帰って行った。
また日本には必ず来るよ!
そしてオーストラリアに来ることがあれば、
泊めてあげるから連絡を頂戴ねと。
通り過ぎてしまえば気がつかない出会い。
でもふと立ち止まって知り合えば、
短時間でも友達になれる。
そんな事を教えてくれた旅人でした。
こちらこそありがとう。
お元気にされていますか?
先週ちょっとばかり個人的にドタバタしていました。
まぁお店の移転先探しもありますが、
オーストラリア人の旅人との出会いがありましてね。
3週間前でしょうか、
浅草の居酒屋で友人と飲んでいる所に、
オーストラリアから来た観光客が1人
そこへ入ってきました。
英語を話せない店主、
たまたま自分の隣に座ったので、
ちょっと通訳をすることに。
人前で英語を話すのって、
ちょっぴり嫌なんですよね。
昔と比べると英語力も下がりましたし、
だから恥ずかしいんです。
その前日に日本に着いたばかりで、
1人で日本へ旅行に来た方。
年も自分の1歳下。
東京で数日観光したら、
大阪、神戸、京都、奈良などをあても無く観光し、
そしてまた東京に戻ってくると。
とても感じの良いその方、
その日はちょっと飲んで帰られました。
数日後にFacebookでメッセージが。
先日はありがとうって。
会話の中でFacebookのことを話したっけ。
それほどShiroという名も多いわけでもなく、
割とあっさり見つかったようです。
日本観光の思い出は、
彼の旅ブログに更新されていました。
自分では気がつかないような
ちょっとした日本を写真に撮っていました。
外国人から見る日本って面白いですよね。
1人で旅しているのに、
色々なところで色々な人と出会っている様子が
ブログから伝わってきます。
そして東京に戻るだろうと思われる先週、
いつ東京に戻るの?
っとFacebookでメールをしてみました。
すると水曜日だよ、
と直ぐに返信がありました。
そこで自分の友人が英語の勉強をしたいと言っていたのを思い出し、
半ば強引に友人にそのオーストラリア人に観光案内しない?
って話したわけです。
自分が英語の勉強をしたきっかけは、
まだ中学のころ、
父の仕事の関係で日本に来ていたフランス人との出会い。
英語が通じず、
終始無言が続いたのがとても心苦しくて、
そして英会話を始めるようになり、
さらには留学までして英語を話せるようになった。
言葉はコミュニケーションをスムースにさせる道具。
そして英語は多くの他の国でも習う言葉ので、
英語が話せるだけで世界の多くの人と話せるようになれる、
画期的な言語。
世の中何ヶ国後も話せる人はいるけれど、
とりあえず英語さえ話せれば、
世の中の大多数の人と話せる、
そんな便利なツール。
なので友人にも折角の機会なので、
観光案内をしてきなと提案。
その時に話せなくても、
あー、話せなかった、
英語を勉強しなきゃ、
と思えるだけでも十分。
別の友人も英語を勉強したいと言っていたのを思い出したので、
ついでに話をしてみると
一緒に観光案内をする!ということに。
勿論自分はお店があるので、
あくまでも自分はお店で待機。
面識が無いまま観光案内に出かけるのも申し訳ないので、
オーストラリア人のその人が東京へ着いたら
一緒にみんなで食事をすることに。
英語圏の人って
英語を母国語としない人の話を理解しようという姿勢がある人と、
全くない人がいるんです。
同じ言葉を話す人でも、
他人を理解しようと努力する人と、
全く努力しない人っていますでしょ。
それと同じ。
後者の方だと結構厄介。
でもそのオーストラリア人は前者の方。
理解しようと一生懸命聞く耳を持ち、
そして理解してもらおうとゆっくりはっきり話す。
そんな人。
お酒も入ると打ち解けるのも早く、
観光案内の日程と詳細も決まりその日は解散。
結局皆は車で鎌倉へ行くことに。
万が一の時には自分が電話で通訳すると。
信頼のできる友人達であるから、
英語が話せなくても大丈夫、
そんな気がした。
意外と身振り手振り、
そして笑顔があれば通じるもの。
英語が通じた時に、
暗号を解読してもらったような嬉しさがある。
あっ、通じた!みたいな。
鎌倉観光も無事に終わり、
そして東京へ戻ってきたご一行。
そのオーストラリア人も鎌倉旅行を喜び、
一緒に行った友人等にはとてもお世話になり
お礼をしたいとのメールがあった。
海外旅行へ行って、
現地で友達になることは余りないこと。
でも現地の人と友達になれると、
それはまたそれで違ったその国を見られる。
自分も日本に来ている外国からの旅人に話しかけることは通常無く、
それらの旅行者と友達になることも無い。
でも折角そこで出会うチャンスがあるのであれば、
知り合うことに損は無く、
お互いに良い経験ができると思う。
鎌倉小旅行の翌日、
そのオーストラリア人は律儀に自分のお店まで
友人等にお礼のワインを持ってやってきた。
渡してほしいと。
お店の話はしてあり、
必ず行くとは言っていたけれど、
まさか本当に来るとは。
約束はすれど
それを守らない人なんてざらにいる。
だから人の約束事には期待をしないようにしている。
だって傷つくのは期待をしてしまう自分だから。
その代わり自分が交わした約束は、
可能な限り果たす。
これが自分流。
果たせない約束は、
最初から無理かも、
っと約束をしないことにしている。
それはさておき、
律儀にその約束を守ってきた彼は、
律儀に弊店でお買い物をし、
鎌倉旅行がどれだけ楽しく、
そしてどれだけ有意義なことだったかを話してくれた。
そして偶然の出会いから3週間後の今日、
彼は帰って行った。
また日本には必ず来るよ!
そしてオーストラリアに来ることがあれば、
泊めてあげるから連絡を頂戴ねと。
通り過ぎてしまえば気がつかない出会い。
でもふと立ち止まって知り合えば、
短時間でも友達になれる。
そんな事を教えてくれた旅人でした。
こちらこそありがとう。
