MA by So Shi Te 

南青山のインテリアショップ MA by So Shi Te のブログです!
毎日の出来事を綴らせていただきます。

彩色象嵌そば猪口 by 谷口晋也 

2016-07-15 14:17:09 | 商品
自宅近くの100円ローソンが無くなってから1年くらいが経ったでしょうか。
 ふと気が付くと最近内装の工事が始まり、
  なんと大きな自転車屋さんになりましたw。

大手のスーパーやディスカウント店などが自転車を安売りしだし、
 急激に街中の個人経営の自転車屋が消え去りました。

そんな中での自転車屋さんのオープンはちょっと驚きw。
 開店前の店内を覗くと1万円強の従来型の自転車の他に幅を利かせているのは
 10万円前後の電気自転車。
 
電気自転車はメインテナンスも必要でしょうし、
 新たな自転車業界の救世主?!
 調べてみると関西の大手の自転車屋さんだそうです。


さて そんな話はどうでもよくて、
 本日ご紹介をさせていただくのは
 弊店でもお馴染みの谷口晋也さんの彩色象嵌のそば猪口です♪



美しいですねぇ。
 日本の伝統模様です。

彩色象嵌ってなんだか難しい名前だし、
 価格も結構するけれど何なの?!
  何でそんなにするの? という疑問にお答えするため、 
  製作方法を簡潔に作家さんにご説明いただきました。


彩色象嵌ができるまで 
 ①ロクロで形を作る
   
 ②半乾燥後下書きをし、それにそって線彫り

 ③その後白い土を全面に塗る

 ④半乾燥後、白い線を残し余分な白い土を削り落とします。 (この作業を象嵌と言います。)
      
 ⑤白線の枠内を模様になるように異なる色の土で塗る。 土で塗るため、絵の具で書くような平坦な模様ではなく凹凸のある立体的な模様となります。この作業が特徴です
        
 ⑥その後、乾燥させ素焼き

 ⑧サインなどを書きます

 ⑦釉薬をかけて高温で本焼きし完成


ととても手間のかかる焼き物なのです。


 この説明の後に作品をじっくり近くから見てみましょう。

 白い線があるのが判りますね。
 これは白い線を色付けしたものではなく白い土なのですね。

 白い線を残して彫り込んだところに違う色の粘土を入れ込んでいきます。

 何とも手間のかかる作業!!!

 
 絵付けされた絵が徐々に剥げてしまう通常の焼き物と違い、象嵌の模様は消えてかすれることがありません。

 
 何年経っても何回洗っても同じ柄を楽しんでいただけます。

 また表面を触ると少々凹凸があるのが判ります。
  この感触がまた良いですね。


 価格は5,500円+税

 
 そば猪口はお蕎麦をいただくとき以外にもグラスとして使ったり、小鉢としても使える優れもの。

 食卓を彩るものだから良い物を長く使いたいものですね。


コメント
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