やぎもとこさんの硝子の黒の花瓶

　お暑ぅございます。
　　如何お過ごしでしょうか？

　毎年夏に１か月スイスへ行かれるお客様がいらっしゃいましてね。
　　定年されて直ぐにスイス旅行へ行かれたのが始まりで、
　　最初の時には会話が余りできず十分に楽しめなくて、
　　　それからドイツ語を勉強して毎年行くようになったのだとか。

　毎回馴染みのホテルに泊まり、
　　山に登ったり、
　　のんびり景色を楽しんだりされるそうです。

　行き始めの頃には若いご夫婦だったのが、
　　子供が一人生まれ、そしてもう一人。

　
　そのお子さんも上の子は17歳になり、
　　それでも行くと一緒に遊んだりするのだとか。

　そして今年の秋にはそのホテルの一家が日本に訪ねてくるそうです。

　スイスへ行かれる前には毎年弊店でお土産を選んでくださいます。
　　もう7年前くらいからでしょうか。
　　ネットで調べててくてく歩いてお店に来てくださいましてね。
　　　まだその時の事をよく覚えています。

　それまでは毎年春に行っていた京都でお土産を買っていたけれど、
　　京都へ行かなくなってからお土産を買う場所を探していたのだとか。

　あとスイスへ行くのは今年を入れて３回かな。
　　とりあえず80になったら体も辛いから行けなくなるだろうしって仰る。

　毎年同じ所でお土産を買い、
　　そして毎年同じ国へ行き、
　　そして毎年同じホテルに泊まる。

　　
　いつも通りの事をいつも通りにする楽しさ。
　　そしてそれができることの喜び。
　　またこの日がやってきた。

　昨日　旅立ちの前に
　　また弊店にお土産を買いに来てくださいましてね。
　　いってらっしゃい。



　さて本日ご紹介をさせていただくのは、
　　やぎもとこさんの黒の花器。

　ちなみにやぎさん、昨年だったか　ご結婚されまして
　　モリモトさんになられました。

　いつも手紙にモリモトモトコと書かれておりまして、
　　なんかモとトが多いから記号の様に見えてきて面白い。


　

　前も同じような形の一輪挿しが入荷しましたが、
　　直ぐに売れてしまったので再度作っていただきました。
　　確か中国人の女性が買ってくださいました。

　高さが約20cm。
　　そのままでも存在感のある美しい花器。


　

　つるつるではなくマットに仕上げられた表面は、
　　光の具合で虹色に光る。

　

　　あれ？　光ってないｗ。
　　
　　まぁ　まぁ、光の当て方です。

　　価格は5,800円+税

　

　丸も綺麗な真円に近い形で、
　　真横から見ると花器に見えませんｗ。

　が

　

　穴がありますｗ。

　当然ですが。


　直径約9cm。　
　　意外に大きいです。

　
　価格は6,000円+税

　
　

　３連休中もやはり暑いようです。
　　熱中症にはお気を付けください。