今日は夕方から結構強い雨になってしまいましたね。
しかし塵が流され、空気を洗浄してくれることでしょう。
明日は春分の日。
明日はお墓参りにいらっしゃる方が多いかとは思いますが、
雨だと大変ですね。
予報だと雨になっていました。
さてイギリスのお話から少々休憩を取っておりましたが、
今日は続きを書きますね。
大学を卒業してから東京三菱銀行ロンドン支店バーミンガム出張所に就職が決まりました。
こちらはたった2人の小さな事務所。
もう一人のアシスタントを探していたのでした。
大変ありがたいことに採用していただき、
数ヶ月こちらのバーミンガム出張所でお世話になることになりました。
事務所はBirmingham の中心街、
大聖堂の隣にある当時Birminghamでも比較的高層な建物にありました。
最初はビザも無いのでアルバイトとして働き始めました。
お金も節約するため昼食は必ずサンドイッチやお弁当を作り、
事務所で食べていたものです。
サンドイッチはスモークドターキーハムとレタスやトマトを挟んだのが通常バージョンで、
その当時良く食べていたクスクスをご飯代わりにお弁当箱につめ、
前の晩の残りなどをおかずに持っていったりしていました。
クスクスってご存知ですかね。
パスタを小さい粒状にしたものという感じですが、乾燥したクスクスにお湯を注ぐと膨れて米粒よりちょっと小さい程度のものになるのですね。
通常オイルや野菜など色々なものと混ぜて食すのですが、
自分はこれをご飯と同じように食べていました。
正直言ってそのままではあまり美味しくないのですね。
しかし高蛋白で簡単に作れて安いということもあり、
当時毎日のように食べていました。
上司には鳥の餌って言われていましたね・・・。
直属の上司であった女性にはこっぴどくご指導をしていただきました。
やはり社会人一年生ということで、私の不適切な行動が彼女を幾度も怒らせてしまいました。
言われた仕事をちゃんとできない、
頼まれたことを忘れてしまう、
など自分でも信じられないミスを犯していました。
イギリスの大学をそこそこよい成績で卒業したという無駄な自信がありました。
仕事を甘くみていました。
しかし銀行の仕事というのはお遊びではありません。
今ではそのころ叱っていただいた事が役に立ち、
お客様に依頼されたことは正確に、早急に、誠意を持って対応をさせていただく、という精神に結びついている気がいたします。
叱られてもなかなかミスが減らなかったため、
今考えれば当然のことですが、当時自分なりに工夫をして
頼まれたことは目立つところにポストイットに書いて張っておく、
であるとか仕事はなるべくためないでその日のうちの終わらせる、
であるとかやらなければいけない仕事を分かりやすく整理しておく、
などすることにより改善がなされました。
まあ社会人として当然のことがその時にはできなかったのですね。
当時は怒られてばかりいたので大変辛かったですね。
相談をする同僚もいなければ、その女性と二人っきりということも多く、
毎日職場へ行くのも辛いと思うようになってきました。
日曜日の夜は特に憂鬱になり、不眠症になってしまうほど仕事へ行くのが嫌になっていましたね。
そこで出張所長にそのことを伝え、
折角頂いた職だったのですが辞めさせていただきたいと伝えところ、
思い留まるよういわれました。
実はロンドン支店に転勤することが既に決まっていたのです。
就労ビザが下り、正式に正社員として銀行に採用をしていただきいざロンドンへ!
友人がロンドンのBelsize Parkに住んでおり、
そこにフラットシェアーをさせてもらうことになりました。
Belsize Parkはハムステッドという高級住宅街の近く、
Belsize Park 一帯も準高級住宅街という感じで、
とても住みよいところでした。
お世話になったBirmingham 出張所の方にもお別れをし、
ロンドンでの新生活がスタートです。
つづく
しかし塵が流され、空気を洗浄してくれることでしょう。
明日は春分の日。
明日はお墓参りにいらっしゃる方が多いかとは思いますが、
雨だと大変ですね。
予報だと雨になっていました。
さてイギリスのお話から少々休憩を取っておりましたが、
今日は続きを書きますね。
大学を卒業してから東京三菱銀行ロンドン支店バーミンガム出張所に就職が決まりました。
こちらはたった2人の小さな事務所。
もう一人のアシスタントを探していたのでした。
大変ありがたいことに採用していただき、
数ヶ月こちらのバーミンガム出張所でお世話になることになりました。
事務所はBirmingham の中心街、
大聖堂の隣にある当時Birminghamでも比較的高層な建物にありました。
最初はビザも無いのでアルバイトとして働き始めました。
お金も節約するため昼食は必ずサンドイッチやお弁当を作り、
事務所で食べていたものです。
サンドイッチはスモークドターキーハムとレタスやトマトを挟んだのが通常バージョンで、
その当時良く食べていたクスクスをご飯代わりにお弁当箱につめ、
前の晩の残りなどをおかずに持っていったりしていました。
クスクスってご存知ですかね。
パスタを小さい粒状にしたものという感じですが、乾燥したクスクスにお湯を注ぐと膨れて米粒よりちょっと小さい程度のものになるのですね。
通常オイルや野菜など色々なものと混ぜて食すのですが、
自分はこれをご飯と同じように食べていました。
正直言ってそのままではあまり美味しくないのですね。
しかし高蛋白で簡単に作れて安いということもあり、
当時毎日のように食べていました。
上司には鳥の餌って言われていましたね・・・。
直属の上司であった女性にはこっぴどくご指導をしていただきました。
やはり社会人一年生ということで、私の不適切な行動が彼女を幾度も怒らせてしまいました。
言われた仕事をちゃんとできない、
頼まれたことを忘れてしまう、
など自分でも信じられないミスを犯していました。
イギリスの大学をそこそこよい成績で卒業したという無駄な自信がありました。
仕事を甘くみていました。
しかし銀行の仕事というのはお遊びではありません。
今ではそのころ叱っていただいた事が役に立ち、
お客様に依頼されたことは正確に、早急に、誠意を持って対応をさせていただく、という精神に結びついている気がいたします。
叱られてもなかなかミスが減らなかったため、
今考えれば当然のことですが、当時自分なりに工夫をして
頼まれたことは目立つところにポストイットに書いて張っておく、
であるとか仕事はなるべくためないでその日のうちの終わらせる、
であるとかやらなければいけない仕事を分かりやすく整理しておく、
などすることにより改善がなされました。
まあ社会人として当然のことがその時にはできなかったのですね。
当時は怒られてばかりいたので大変辛かったですね。
相談をする同僚もいなければ、その女性と二人っきりということも多く、
毎日職場へ行くのも辛いと思うようになってきました。
日曜日の夜は特に憂鬱になり、不眠症になってしまうほど仕事へ行くのが嫌になっていましたね。
そこで出張所長にそのことを伝え、
折角頂いた職だったのですが辞めさせていただきたいと伝えところ、
思い留まるよういわれました。
実はロンドン支店に転勤することが既に決まっていたのです。
就労ビザが下り、正式に正社員として銀行に採用をしていただきいざロンドンへ!
友人がロンドンのBelsize Parkに住んでおり、
そこにフラットシェアーをさせてもらうことになりました。
Belsize Parkはハムステッドという高級住宅街の近く、
Belsize Park 一帯も準高級住宅街という感じで、
とても住みよいところでした。
お世話になったBirmingham 出張所の方にもお別れをし、
ロンドンでの新生活がスタートです。
つづく