MA by So Shi Te 

南青山のインテリアショップ MA by So Shi Te のブログです!
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大江一人さんの備前焼のマグカップ パート3

2023-08-30 17:18:04 | 商品

 先日 ふらりと入っていらした日本人のご年配の女性が、もっと普段使いの汁椀を探しているのだけれど無いかしら?と仰る。ご存知の通り弊店は日本製にこだわるので、勿論一番安いのでも3850円。塗りによっては5500円のものもあります。

  国産の漆椀で3850円というのは実はかなり安い方。現在木材が高騰しているので、今は同じ物でも1000円くらい上がっています。

 でもその女性が仰る意味も分ります。その辺の量販店へ行くと日本製の漆器のお椀が1000円以下で買えることがあります。でもね、それって本当はありえない話し。

 日本製と言いながら木地は中国やインドネシアで加工して、塗りだけ、もしくは仕上げだけを日本でやっても日本製と名乗る有り様。日本製でそんなに安いのなら3850円日本製のお椀は高い!となってしまいます。人を騙そうとするのは何も中国人だけじゃなく、日本人だって同じ。悪い人間は日本人でも勿論います。詐欺ですよね。

 人は冷静に木を森から切ってきて、乾燥させて、木を削るのにどれだけの労力がかかり、漆を塗るのにもどれだけの労力がいるのか良く考えれば分るはずなのに、多くの方は考えすらしない。

  弊店のお椀は木材も国産、削りも日本、そして塗りも日本で行っているので、これでも安いのですよ。と伝えても結局買われず。汁椀は数年使えるので、毎日使って1回当り数円のコストと考えると安い買い物と私は考える。勿論私が自宅で使用している汁椀は5500円の塗りがしっかりしたタイプのお椀。だって冷静に考えて安い物。

 お値段は少々するけれど、国産を応援することで、日本の地方の人の生活が支えられ、日本の森も守られる(日本の木を使うと木こりが森に入り、そして手入れをするので森が守られる)。安い外国産を買うことは、日本のお金が国外に流出するわけで、単純に言うと日本円が日本から逃げるので日本はどんどん貧しくなる。簡単な事。

  ちょっとお値段はするけれど、日本製を応援することは結局は自分の生活の豊かさにも影響をすること。もう少し考えて頂きたい。

 私が地方に旅行へ行くとき、無駄遣いを沢山する。どうでも良いものを買ったり食べたり、お土産を買ったり。その無駄なお買い物がその地域の人の収入につながるなら、無駄遣いなんて無い。そしてその無駄遣いでまた人を笑顔にできるなら、素晴らしい出費。

 

 さて 本日は大江一人さんのマグカップのパート3。

  パート1の丸いマグカップは既に最後の1つになってしまいました。

 

 

 

 こちらは口が広くなったモダンなマグ。

   流石大江一人さんらしい、曲線が美しい。

   そしてちょっとした細工がアクセントに

 

 口を付けるところも薄く、口当たりが良いのが良いですね。

 

 そしてなんと言っても持ちやすいマグカップです。

 

 

 

 価格は他のマグカップと同じ、5500円

 

 容量は約220ml (上に適度なスペースを作って入れた場合)

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アクセス: 銀座線外苑前駅1b出口を出て真っ直ぐ歩いて1分 

 

 

 

 

 


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