スペイン語で遊ぼう!みんなの広場_since2004

スペイン好き、ラテンアメリカ好き、スペイン語好き、スペイン語をやってみようかなぁと思っているヒト、寄っといで!

Finca60 ボート乗り場へ

2007-12-09 | 国境超えてパナマ_2007

サンホセを出て5時間半後には、バスはパナマのチャンギノーラに着いていた。パナマ時間の午後3時だった。これなら余裕でボカス・デル・トーロに着ける。チャンギノーラでは乗り合いタクシーが待ち構えており、同じくボカスに行くというバックパッカー4人と一緒に乗ることになった。行き方には2つの選択肢があった。

1)チャンギノーラから乗り合いタクシーでフィンカ60まで行き、そこからボートで1時間。
2)チャンギノーラから乗り合いタクシー(またはバス)でアルミランテまで行き、そこからボートで25分。

「地球の××方」にはこの FINCA60 の情報は載っていない。ALMIRANTE のほうが港が大きく、ボートの数も多いので、アルミランテ経由のほうが知られているのだろう。一方フィンカの方は、ボートが三台しかなく待ち時間が長くなるという。

しかしながら、ぜんぜん急いでいないバックパッカー君たちは、待ち時間など気に留めていないので、1)の方法を選んだ。私も、今日中にボカス・デル・トーロに着ければ良かったので、それに従った。

つづく。

注:パナマはコスタリカより1時間進んでいる。

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陸路の国境越えとは「橋を渡る」ことだった

2007-12-08 | 国境超えてパナマ_2007

コスタリカ SIXAOLA とパナマ GUABITO の国境には、おそろしい橋があり、バスはタイヤぎりぎりの板をミシミシ渡る のだと、脅かされていた。歩いても渡れるそうだが、高所恐怖症の人が途中でパニックになり固まって動けなくなった話も聞かされた。だから、歩いて渡ろうなどという冒険はするものかと決意していた。

実は私、子供のころジャングルジムに登れなかったくらいの高所恐怖症なのだ。

私の乗ったバスは、国境の向こうの CHANGUINOLA までの直行バス。コスタリカ側のイミグレーション前でバスはいったん止まり、「はいはい、みんなパサポルテ持ってインミグラシオン」と降ろされる。チケット売り場みたいな窓口で、パスポートとバスの中で記入した入出国カードを渡し、スタンプを押してもらって、あっけなく手続きは完了。ここで、歩きたい人はそのまま橋を渡って行った。

パナマ側から見た国境の橋

もちろん、私はバスに戻った。バスはゆっくりゆっくり、恐怖の橋を渡る。でも思ったより怖くない。運転士がベテランのようなので、安心していられたのだ。

パナマ側のイミグレーション前でまた降ろされる。「はいはい、パサポルテ」。こちらでは、窓口でパスポートを見せたら、隣の部屋で5ドル払えと言われる。どうも国籍によるらしい。隣の部屋では米国人が先に5ドル払って名前を書いていた。これがツーリスト・カードというものか。それを持って再度窓口へ。スタンプを押してもらう。

待っていてくれたバスに乗り込む。これで国境越えは完了だ。ほっとした。なんだかあっけない感じだ。

つづく。

 
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直行バスで国境越え? サンホセからチャンギノーラへ

2007-12-07 | 国境超えてパナマ_2007

Bocas del Toro まで直行バスが出ているということを、サンホセの観光案内所で知り、教えてもらった BOCATREÑOS というバス会社に電話してみた。Bocas del Toro は「島」なのに、直行でいけるなんてどうもおかしい、と思ったのだが、なるほど到着するのはBocas del Toro 県にある CHANGUINOLA 市のバスターミナルとのことだった。そこからは乗り合いタクシーが出ており、さらにボートに乗り換えてコロン島まで行けるとのこと。

「地球の××方」には、サンホセからチャンギノーラまで所要8時間と書いてあるが、BOCATREÑOS によると所要6時間半とのこと。毎朝9時にサンホセを出て、午後3時半(コスタリカ時間)頃に CHANGUINOLA に着けるそうだ。それなら同日中にコロン島 Bocas del Toro にたどり着けそうだ。

12月2日、8:15am にバス乗り場(サン・フアン・デ・ディオス病院正門より北へ250メートル)に着くと、何も標識のないところにすでに10人くらいの人が並んでおり、聞いてみるとそこがバス停だった。地元の人が多かったが、私の後ろに「いかにも観光客」のバックバッカーが4人いることをチェック。彼らもおそらく Bocas del Toro まで行くことだろう。

バスにはトイレはないのだが、途中リモンの SODA(簡易食堂)で15分の食事休憩がある。トイレに並んでいたら食べる暇がなくなり、チキン・サンドを作ってもらいバスの中で食べることにする。

「行き」の景色は楽しめた。サンホセから雲がかすむ山中に入り、降りるにしたがって暑くなってくる。バスはエアコンを入れてくれないが、冷房に弱い私にはそのほうが良い。リモンを超えるとカリブ海が見え、ひたすらバナナ・プランテーションが広がる。

直行だというのに、リモン以降は地元の人の乗り降りがあり、バスはローカルな雰囲気に包まれる。どうも DIRECTO(直行)というのは、止まらないという意味ではないらしい。しかしながら日曜日であるためか、車がすいていたのでバスは順調に走り、国境の手続きもすみやかに行われた。国境を越え CHANGUINOLA に着いたのは午後2時半(コスタリカ時間)、出発からわずか5時間半という速さだった。

つづく。

注:パナマはコスタリカより1時間進んでいる。

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出国旅行 コスタリカからパナマへ

2007-12-06 | 国境超えてパナマ_2007

早いもので、コスタリカに来てから3ヶ月近くが過ぎ、出国旅行の時期が来た。移民局で滞在延長手続きという手もあるらしいが、一度出国したほうが簡単だと誰もが言うのだ。隣国であるニカラグアかパナマ、それとも飛行機でグアテマラへ…、など色々考えた末、私が選んだのは Bocas del Toro というパナマのカリブ海側の観光地だった。

Bocas del Toro は、パナマの、コスタリカ側にある県の名でもあり、コロン島にある観光地の町名でもある。「ボカス・デル・トーロに行く」と言えば、たいていコロン島に行くことを意味するようである。

久しぶりの南の島なので楽しみではあったが、バスでの長旅というのが年齢のせいかおっくうでもあり、なんといっても初めての「陸路の国境越え」というのが非常に不安であった。


つづく。


写真:ボカス・デ・トーロの青い空と飛行機雲

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