スペイン語で遊ぼう!みんなの広場_since2004

スペイン好き、ラテンアメリカ好き、スペイン語好き、スペイン語をやってみようかなぁと思っているヒト、寄っといで!

メキシコ語

2005-05-28 | ほうげん・ひょうげん
メキシコ特有の言い回し(スペイン語)のことを、MEXICANISMO と呼びます。「メキシコで話されているのはスペイン語じゃない。メキシコ語だ!」と言う人もいるくらい、特有の表現が多いんですよ。私のメキシコ歴はほんの2ヶ月なので、メキシコ語を語れる立場じゃないのですが、旅行中耳についた表現をいくつか並べてみますね。

¡A poco! まさか!(うっそー!)

これに付随して:
¿A POCO SÍ? なんでそうなわけ? ¿A POCO NO? そうじゃないって?
これは標準語の ¿CÓMO QUE SÍ? と ¿CÓMO QUE NO? に相当すると言われたのですが、和訳はいまいち自信なし。

¡Ándale!

色々な場面で使われる間投詞ですかね。LE はスペイン語ではなくて先住民語から来ているらしく、目的語「~に格」の意味はないようです。UNIVERSAL のロサリオ先生によると、意味は3つ有:
1) DE NADA どういたしまして。
2) EXACTAMENTE その通り!
3) APÚRATE 急いで!

Luego luego. 早速。すぐに。

¿Mande? なに? = ¿CÓMO?(ラ米) ¿QUÉ?(スペイン)

Antier 一昨日。←標準語では ANTEAYER です!


あと非常に気になったのは、「ラミロに会いに(上の階に)上る」というようなとき、POR RAMIRO ではなくて CON RAMIRO と言っていたこと。「CON + 人」だと、ダレソレと一緒に、という風に解釈しちゃうので、え???というコトがたびたびありました。CON にはそういう使い方もあるのか、メキシコ特有なのかは、謎のままなんです。HASTA の用法も違うらしいし…。
あー、また修行の旅に出たいぜ。。。

追記6/17:
メキシコ経験の長いchamoy さん、メキシコ在住のトシ子さん、ペコさんからのコメントは、私の記事よりためになるよん。               クリックしてして↓

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OYE!

2005-05-18 | ほうげん・ひょうげん
¡OYE! というのは、親しい友だちに話しかけるときに使う呼びかけの言葉です。「ねぇ」みたいなものでしょうか。文法的には、OIR という動詞の、君(親しい間柄)に対しての命令形です。
スペイン語のテキストのディアロゴ(対話)の中でもよく見かけるし、スペイン製の教材テープでもよく聞くし、キューバの歌の中でも使われているし、フツーにどこでも使うのかと思っていました。(実はさっきからオジェ・コモ・バ♪…というフレーズが頭の中で繰り返されていて止まりません。)

ところがこれ、セルソさん(ペルーのクスコ出身)の話では、彼にはなじまない表現、というかキョウレツな響きなんだそうで。。。
「じゃあ、どう呼びかけるの?」
「ちゃんと名前を呼ぶ」
なるほどー。ちなみに私の持ってるテキスト「楽しく学ぶスペイン語」ではOYE, MARI.(ねえ、マリさん)と二段呼びかけでした。

それに彼は、ÉSTA (これ、指示代名詞)は決して「人」には使わないそうです。
1) ESTA(この、 指示形容詞)CHICA ES MARI.
「この女の子は、マリさんです」←これはオッケー。
2) ÉSTA(これ、指示代名詞) ES MI AMIGA MARI.
「これは、友達のマリさんです」←こうは言わない、ということ。スペインでは普通かも。

スペイン語圏共通の表現だと思っていても、意外と「使わない」地域があったり、その人の育った環境や、受けた教育によって、「わかるけどキョウレツ」などと取られたりする…。

セルソさんは日本に長くお住まいの音楽家(アルパ奏者)なのですが、以前スペイン語を教える機会があり、なじまない表現の多いテキスト(たぶんスペインの本)を見て、スペイン語を教えることの難しさを感じたそうです。

うーん。ネイティブも、途方にくれるエスパニョル …てか?
(ラテンアメリカのスペイン語圏では、自国語をESPAÑOL ではなく CASTELLANO と呼ぶのが普通です。)
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