スペイン語で遊ぼう!みんなの広場_since2004

スペイン好き、ラテンアメリカ好き、スペイン語好き、スペイン語をやってみようかなぁと思っているヒト、寄っといで!

アパルタメント探し

2004-10-31 | 旅のよもやま話
スペインにはキッチンつきのホテル、HOTEL APARTAMENTO というのがあります。ウイークリー・マンションみたいなものですかね。私は10年前ラス・パルマスに留学中、カンテラス・ビーチにあるAPARTAMENTOS BRISAMAR CANTERAS というところに、ひと月ほど滞在していました。1泊3000ペセタ。ちょっとぜいたくですが、こういう中途半端な期間は、普通にアパートを借りるのも難しいのです。カンテラス・ビーチ沿いを、こんな風に探して歩きました。

「キッチンツキノ ヘヤ アリマスカ?」←へたくそな感じ
「ないよ。(あっさり)」

「キッチンツキノ ヘヤ アリマスカ?」
「あるけど、コンプレートだよ。」
「(コンプレートってなんだろう?)・・・・フサガッテイル?(OCUPADO?)」
「そうそう、だから満室(COMPLETO)だってば。いっぱい(LLENO)なの!わかる?」
「アーソー。。。」
いろんな言い方がありますね~。こういう風に旅先で覚えていくのって、楽しいものです(向こうは迷惑してたかも)。

"BRISAMAR CANTERAS" のHPを見つけました。なつかしいな~。こんどもしカナリアに行くことがあったら、ここのビーチ側にテラスがある部屋に連泊して、カナリアにお嫁に行ったMちゃんと再会して、近くのランサローテ島観光もしたいなぁーと思います。

そういえば当時、長期滞在のMちゃんは経済的なアパートでひとり暮らしをしていたけれど、「たまに水が来ない」とぼやいてましたっけ。飲み水はどのみち買わなくちゃならないけれど、トイレを流さずには気がすまない日本人としてはつらいところだったでしょう。あれから水事情は改善されたのでしょうか。。。
ちょっと関連記事→「ラス・パルマス」
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所「~に」前置詞

2004-10-30 | スペイン語のいろは
今日は、場所に関わる「~に」の意味をもつ前置詞を見てみましょう。
動詞は原形のままです(不定詞)。

「~に」
IR A MADRID マドリッドに行く
SALIR PARA BARCELONA バルセロナに(向けて)出発する
A は到達点ですが PARA は目標を意味するので、バルセロナ行きの列車に乗り出発してバルセロナの手前の駅で降りるかもしれませんねー。

VIVIR EN JAPÓN 日本に住む
CAMINAR HACIA LA COSTA 海岸に向かって歩く(方角)
ESTAR A DIEZ KILOMETROS 10キロ離れた地点にある(いる)

「~の中に」
METER DENTRO DE LA BOLSA 袋の中に入れる
「~の上に」
PONER SOBRE LA MESA テーブルの上におく
「~の下に」
ESTAR BAJO EL ÁRBOL 木の下にいる

DENTRO DE のように、いくつかの語から成る前置詞を、複合前置詞といいます。
¡Ojo! マドリッドや日本などの固有名詞は、頭文字が大文字になり、普通は冠詞がつきませんよ~。(¡Ojo! = 注意しなさい)
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時「~に」前置詞

2004-10-29 | スペイン語のいろは
文法用語の苦手な方へ:
前置詞は名詞や名詞みたいな働きをする語句の前につきます。
何の変化もしないのでご安心を! 
英語で言う IN とか AT などのことですよ。
まず時間に関わる「~に」の意味をもつ前置詞を見てみましょう。
動詞は原形のままです(不定詞)。

「~に」
ABRIR A LAS NUEVE 9時に開ける
VIAJAR EN (EL AÑO)2005 2005年に旅行する
SALIR POR LA MAÑANA 午前中に出かける
HACER AL MISMO TIEMPO 同時にする(AL = A + EL)

MAÑANA は「朝」でもあり「明日」でもあるので、まぎらわしいですね。
「明日」は “名詞化した副詞?” なので冠詞がつきません。
「明日の朝」は MAÑANA POR LA MAÑANA です。
ラ米では POR の代わりに EN を使います(ラ米全部かどうかは不明)。
スペインで「EN LA MAÑANA は文法的に間違い」と文法の先生が言い切っているのを聞いて驚きましたが、スペインのスペイン語だけがスペイン語ではありませんからね。

朝(午前)に POR LA MAÑANA, EN LA MAÑANA
昼(午後)に POR LA TARDE, EN LA TARDE
晩・夜に POR LA NOCHE, EN LA NOCHE
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冠詞というハードル

2004-10-28 | ひとりごと
冠詞について何か書かなくては、と思っていた。しかしこれはなかなか奥が深すぎる。通訳学校の先生でも「冠詞は日本人にとって一生の課題です」と言っていたくらいだ。スペイン語の文法学者だったら完璧に説明してくれるだろうか。しかし(完璧な説明文があったとして)それを読んでも、例外は数限りなくあるのだから、一例ずつ悩みながらニュアンスを刻み込んでいくしかないような気がする。

色々考えて、はたと『とっかかりスペイン語』の趣旨に立ち返った。主要ターゲットは、「スペイン語圏に興味がわき、スペイン語を勉強しようとしたが、動詞の活用で挫折した」とか「語学に苦手意識があり、文法用語を見ただけで胸焼けがするが、スペイン語圏に旅に出てコミュニケーションがしたい」とかの入門レベルの人たちだったはずだ。なるべく楽チンにスペイン語をつまみぐいして、コミュニケーションの楽しさをまず知ろう、というのが狙いなのだ。

素人の私が「冠詞」について延々4~5ページ書き綴ったところで、何の意味があるだろうか? 私が今ここで書くべきことは、「冠詞がモヤモヤしたままでも、日常会話レベルまでたどりつけますよ!」という、自分の体験からのアドバイスなのではなかろうか。そりゃーもちろん、きちんと理解するにこしたことはないのだが、冠詞につまずいて前に進めないくらいなら、見ないふりして走ったほうがまだマシだと思うのだ。

ただこの機会に入門レベルのみなさまにお勧めしたいのは、1)名詞を覚えるときには「定冠詞」ごと覚えること。それによって男性名詞・女性名詞の区別も覚えられるから。その上で、2)はじめて話題にのぼる名詞や、数的な意味を含む場合(ひとつの~、いくつかの~)は「不定冠詞」を使う。不定冠詞の例は他にもある。もちろん、冠詞がいらない場合(無冠詞)もよくある。つけてもつけなくてもいいときもあるし、冠詞の有無でニュアンスが変わることもある。

初心者以外で冠詞をつきつめたい方のためには、南山大学の現代スペイン語文法の先生のサイトをご紹介したい。「定冠詞←→不定冠詞」という概念を超えた、目からウロコの「不定冠詞は冠詞なの?」の一読をお勧めしたいと思う。
http://www.ic.nanzan-u.ac.jp/~ktaka/index.htm
スペイン語の道草>3.スペイン語文法FAQ>15.不定冠詞は冠詞なの?

動詞の活用が「厚い壁」だとしたら、冠詞は「ハードル」のようなものではないか? と近頃私は考える。時には倒しながらも、そのまま突っ走ることができるのだから。

2)は「数を表す名詞/数えられる名詞のときはいつでも不定冠詞」という意味ではありません。念のため。
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名詞の前に

2004-10-26 | スペイン語のいろは
名詞の前には、必ずというわけではありませんが冠詞や形容詞などがつきます。男性名詞女性名詞からそれぞれ一個ずつ例を出しましょう。複数形は語尾に S や ES をつけて作ります。

el libro     la casa (el と la は定冠詞と呼ばれます)
(その)本        (その)家
mi libro     mi casa
私の本          私の家
un libro    una casa (un と una は不定冠詞と呼ばれます)
一冊の(ある)本   一軒の(ある)家
dos libros   dos casas
二冊の本        二軒の家
unos libros   unas casas
数冊の本        数軒の家
muchos libros muchas casas
たくさんの本       たくさんの家

なんだかきれいに並ばなくて(この列↑)気持ち悪いんですけど~。どうしたらいいのかわからなくて~~。
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