スペイン語で遊ぼう!みんなの広場_since2004

スペイン好き、ラテンアメリカ好き、スペイン語好き、スペイン語をやってみようかなぁと思っているヒト、寄っといで!

料理とお皿

2015-09-23 | ほうげん・ひょうげん
先日、日本語の「ご飯」とは何か説明しているとき、白いご飯だけじゃなく料理や食事全般のことも指すと言いたかったのですが、そのとき plato というスペイン語を使用しました。plato には皿と言う意味のほか、料理の意味もあると思ったからです。

しかしメキシコ人の生徒さんは不審な顔をしました。
「platoは皿だよ。料理を入れる器の意味しかない」と言うのです。

メキシコでは platillo という単語を使うそうです。

¿Cuáles son platos típicos de aquí?
と聞けば、その土地の名物料理を教えてもらえると思っていたのですが、メキシコでそう聞いたら、、、

「そうやなー、皿と言えばタラベラ焼きが一番かいな」とかいう答えが返ってくるかもしれませんね。

Platos típicos de México(メキシコの名物料理)について書かれたサイトを発見しましたが、よくよく見てみるとどうやらスペインのサイトのようです。

Platillos típicos de México も覚えておきましょう。(=_=)


メキシコの話はこちらに書いています。

⇒ クエルナバカはいつも春
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釣った魚

2015-09-15 | ひとくちスペイン語
スペイン語では魚をPEZ「生きている魚」とPEZCADO「食物としての魚」に区分するのですが、その区分点がどこなのか、ずっと曖昧なままでした。なんでそんなややこしいことをするんだろうと不満に思っていたのですが、スペイン語ネイティブの方にしてみると逆に、

「日本語ではどっちも SAKANA なの!?ややこしいわね。」 
…と驚かれてしまいます。

「じゃあスペイン語では、どの時点からPESCADO になるのよ?」と聞いてみたら。

「PESCAR(さかなを釣る)っていう動詞あるでしょ。PESCAR したら PESCADO(過去分詞) になるじゃない!」
…と当然のように言われました。

過去分詞は多くの場合受け身の意味を持つようです。釣られた魚は PESCADO(食物としての魚)というわけですか。なぜ今まで気づかなかったのでしょうワタシ。

しかし一度釣っても水槽で泳がせればやはり PEZ なんだそうです(彼女曰く)。

釣った魚にエサはやらない。という日本のことわざがありますが、これを西訳すると、
Al pescado no le dan de comer. …になるのかなぁ、などと余計なことを考えてしまいました。

数年前の「さかな」の記事をなぜ最近再投稿したかと言うと、このことを書きたかったからなんです。
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さかな・魚

2015-09-11 | ひとくちスペイン語
2009/2/15「エピファニア」のブログに掲載した記事を再投稿します。

さかなはさかな  スペイン語のヒント

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日本人にしてみたら、魚は魚、生きているのも死んでいるのも同じ魚なのに、スペイン語では違うなんて…。

なんと、pez と pescado という、ふたつの単語があるんですよね。

この違いは何でしょう?

★海や川で泳いでる魚は pez
★お魚屋さんに並んでる魚、お皿に乗っている魚は pescado

という説明で「ほー」と感心し納得される方がほとんどですが、
先日のスペイン語勉強会で、こんな「つっこみ」がありました(汗)。

1)じゃ~、魚を釣って、まだ針にひっかかってバタバタ生きているときは?
2)魚料理店でショーケースみたいな「生簀」の中で泳いでいる魚は?

う~ん、これは困った。私の宿題として持ち帰りました。

その後、某ネイティブに聞いたら、案の定、彼女もちょっと困っていまして、考えた挙句、
「水の中に居るときは pez で、水から出たら pescado なんじゃないかしら」
と彼女なりの結論を出しました。

pez と pescado の線引きはどこにあるのか? 他のネイティブに聞けば他の結論もありそうで、手ごわいですが、初心者の方は★印でとりいそぎ落ち着いて、次のお勉強に進んでいただけませんかねぇ~。
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北海道弁西訳

2015-09-08 | ほうげん・ひょうげん
先日、同郷(北海道出身)の方とお話ししているとき、北海道弁のスペイン語訳がいくつか思い浮かびました。

(主語:私)あずましくない。
No estoy comodo/a.

(主語:私)しばれる。
Estoy congelado/a.

(例:Faxが)送らさらない。
No se puede mandar.

はんかくさいんでないかい。
¡Qué tontería!


どうでしょうか。意味不明でしょうか。

私は北海道を離れて20年ほどになりますので気づきませんでしたが、いまどきの若い北海道人はこうした伝統的な北海道弁をあまり使用しなくなったそうです。残念なことです。
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