我々はどこから来てどこへ向かうのか

「我々はどこから来てどこへ向かうのか」
という記事があった。

筆者が１０年ものの洗濯機を使っていて買い換えようと家電屋さんへ行ったらしい。
洗濯方式だけでも「かくはん」「たたき」「もみ」などと違う。この「ナイアガラ洗浄」ってのは何だ？　隣は「サイクロン洗浄」、その向こうは「抗菌温水ザブーン洗浄」……。
と、あまりにも並んでいた洗濯機を前にどれにするか？と分からず、価格ドットコムの口コミをみた。
それぞれ、一長一短で、結局、決めずに帰って来たという。

１０年前と比較するとITの情報量が何倍も飛び交い、そして消えていく。
その頃使っていたギガ数と今のギガ数では格段の違いがある。
仕事上でも違う。ついて行けない人は、ついて行けないかもしれない。
ついていかなくてもいいのかもしれないが。
それが仕事になると違う気がする。

そして、今後の１０年先、情報はもっと多くなり、個人情報もマイナンバーで管理されたり、
あるいはハッキングの恐れあり。
消えていく情報の速さが増すだろう。

そんな膨大な海を泳いている我々。
果たして溺れないで生きていくのに何が重要で、何を残すべきか、
考えずにはいられない。