まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

奈良:正倉院展へ行ってきました!

2007年10月30日 | 奈良

今日は、奈良国立博物館で行われている「正倉院展」へ出かけました。今年で59回を迎える正倉院展は、宝物70点が出陳され、うち17点が初めての出陳です。(初出陳のものは明記されています)

まじくんを保育園へ送り、京都から近鉄で40分!近鉄奈良駅に着いたのは、10:30頃で、歩いて15分の会場へ向かうと・・・結構な人!?たぶん、みんな正倉院展を見に行くのでしょうか?そこで、途中の迫力ある看板(写真左下)に惹かれて・・・まずは興福寺の北円堂から見ることにしました。興福寺は、本坊の大圓堂を初めて特別公開し、ご本尊の秘仏も初公開するなど見どころがいっぱいです。(詳細は後のブログにて)

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興福寺を見終わると、ちょうどお昼頃・・・今なら空いているかと、正倉院展へ向かうと「待ち時間は45分!」長い行列ができていました。係の方に状況を聞いてみると「このあとお昼過ぎは、まだまだ増えるかも。今朝の9:30頃はガラガラだったんだけど」との事でした。

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すぐそばにある休憩所では、お弁当(売ってます)を食べたりしながら、待ってる人もいっぱいいました。うーん・・・じゃぁ、昼食がてらその辺を散策しようと、ブラブラ。京都ではまだまだ紅葉していませんが、この辺りは、すでにきれいに色づき始めています。

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昼食(実は奈良ホテルにてとりました。後のブログにて)を終えて、再び会場へすると「待ち時間は、15分!」これならということで、しっかり見てきました!

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正倉院の宝物は、夫の聖武天皇を亡くして、悲しみにくれていた光明皇后が、四十九日の法要のあと「偉大な天皇がお使いになったものをすべて納め、み仏に捧げよう」と考え、愛用の品を納めたのが始まりだそうです。「国家珍宝帳」の皇后のメッセージには、愛用の品を眺めているだけで、昔が思い出されて泣き崩れてしまう、この品をささげることで、聖武天皇が無事に浄土について悟りの世界で暮らせますようにと、書かれているそうです。皇后の深い愛情を感じずにはいられませんが・・・でも、亡くなって49日後にすべて納めるって、早くない?なんて、不謹慎なことを考えてしまいました。(^m^)すいません。

宝物展の詳しいご報告は、明日のブログにて。しばらくお待ちください。

おまけ:奈良公園には、神の使いとされる鹿がたくさんいます。先ほどの待ち時間の看板の写真(左上)を撮ろうと思ったら、「撮って・・・」というばかりに1頭の鹿がやってきました。そのほかにも、ちょっと気になる鹿を発見しました。番犬ならぬ「番鹿?」(写真左下)あとで表札を見たら、自治会長さんの家でした\(◎o◎)/!「水浴びする鹿」(写真左下)自ら池に飛び込み、上る時も、ジャンプして出ていました。

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奈良国立博物館 http://www.narahaku.go.jp/index.html


京都府立植物園と陶板名画の庭

2007年10月30日 | 京都市左京区

日曜日、北山で行われたハロウィンのパレードを見に行きました。(前日ブログ)会場は、植物園の前だったので、せっかくなので、植物園に入ることにしました。

京都府立植物園は、東は比叡山、東山連峰を望み、西に加茂の清流、北は北山の峰々を背景とした景勝の地にあります。大正13年に「大典記念京都植物園」として開園し、第2次大戦中は園内に菜園が設けられ食糧増産の場になり、戦後は、12年間連合軍に接収されました。昭和36年に憩いの場、教養の場としてその姿を一新し、再び公開され、今日に至っています。

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入口には、コスモスのプランターがお花畑のように、たくさん並べられています。手入れが行き届いているのか、大きなきれいな花ばかりで、とてもきれいでした。虫もいっぱい来てます。(^^;)

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大芝生地では、11月15日まで「菊花展」が催されています。

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森の中は、少しづつ紅葉が進んでいます。小さな子供向けの、遊び場もあります。

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その後、すぐ近くの「京都府立陶板名画の庭」へ行きました。平成6年にオープンした施設です。名画の美しさをそのままに再現した陶板画が、安藤忠雄氏設計の施設に展示されていて、屋外で鑑賞できる世界で初めての絵画庭園です。ハロウィンのコンサートも行われていました。

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陶板画は、全部で8点(うち洋画6点)あります。ちょっと感激したのは、先日訪ねた栂尾の高山寺所蔵の「鳥獣人物画」の甲・乙巻を見ることができたことです。【前ブログ

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高山寺では模写の一部を見れただけなので、全部見れてうれしかったです。まじくんも「これ、こないだお寺で見た・・・」と、ちゃんと覚えてました。なお高山寺の鳥獣人物画は全部で4巻(甲乙丙丁)あり、11月3日~12月16日の期間、東京のサントリー美術館で特別展が開かれます。

P1060064ところで、屋外で鑑賞するための施設なので、仕方のないことなのでしょうけど、子供目線だと、残念ながらほとんどの絵が、ガラス越しです。しかもガラスが雨にさらされて曇っているのが残念でした。

陶板が直接覗ける小さな穴があったら、子供も喜ぶと思うけどね~。穴開けたら、設計した安藤先生、怒るだろうな・・・。

京都府立植物園と陶板名画の庭へは共通入場券(大人250円)が、別に買うより50円お得です。きものパスポートの方は入場無料です!

京都府立植物園 http://www.pref.kyoto.jp/plant/index.html

京都府立陶板名画の庭 http://toban-meiga.seesaa.net/

おまけ:帰り道、日曜日だからか竹田駅からバスも少なく、タクシーもなく・・・自宅まで歩くことにしました。橋の上で見つけた「ふうせんかつら」。来年、ベランダの朝顔の隣に植えようと、まじくんと種を採ったら・・・「あー!おかーさん!ハートや!ハートの模様がついてはるぅ!」ちょっとうれしい瞬間でした。

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竹田駅から自宅まで、大人なら20分ほどの道のりですが、気がつけば1時間・・・。でも、タクシーに乗ってたら、かわいいハートを発見しませんでしたね。(^▽^)v