今日は、奈良国立博物館で行われている「正倉院展」へ出かけました。今年で59回を迎える正倉院展は、宝物70点が出陳され、うち17点が初めての出陳です。(初出陳のものは明記されています)
まじくんを保育園へ送り、京都から近鉄で40分!近鉄奈良駅に着いたのは、10:30頃で、歩いて15分の会場へ向かうと・・・結構な人!?たぶん、みんな正倉院展を見に行くのでしょうか?そこで、途中の迫力ある看板(写真左下)に惹かれて・・・まずは興福寺の北円堂から見ることにしました。興福寺は、本坊の大圓堂を初めて特別公開し、ご本尊の秘仏も初公開するなど見どころがいっぱいです。(詳細は後のブログにて)
興福寺を見終わると、ちょうどお昼頃・・・今なら空いているかと、正倉院展へ向かうと「待ち時間は45分!」長い行列ができていました。係の方に状況を聞いてみると「このあとお昼過ぎは、まだまだ増えるかも。今朝の9:30頃はガラガラだったんだけど」との事でした。
すぐそばにある休憩所では、お弁当(売ってます)を食べたりしながら、待ってる人もいっぱいいました。うーん・・・じゃぁ、昼食がてらその辺を散策しようと、ブラブラ。京都ではまだまだ紅葉していませんが、この辺りは、すでにきれいに色づき始めています。
昼食(実は奈良ホテルにてとりました。後のブログにて)を終えて、再び会場へ。すると「待ち時間は、15分!」これならということで、しっかり見てきました!
正倉院の宝物は、夫の聖武天皇を亡くして、悲しみにくれていた光明皇后が、四十九日の法要のあと「偉大な天皇がお使いになったものをすべて納め、み仏に捧げよう」と考え、愛用の品を納めたのが始まりだそうです。「国家珍宝帳」の皇后のメッセージには、愛用の品を眺めているだけで、昔が思い出されて泣き崩れてしまう、この品をささげることで、聖武天皇が無事に浄土について悟りの世界で暮らせますようにと、書かれているそうです。皇后の深い愛情を感じずにはいられませんが・・・でも、亡くなって49日後にすべて納めるって、早くない?なんて、不謹慎なことを考えてしまいました。(^m^)すいません。
宝物展の詳しいご報告は、明日のブログにて。しばらくお待ちください。
おまけ:奈良公園には、神の使いとされる鹿がたくさんいます。先ほどの待ち時間の看板の写真(左上)を撮ろうと思ったら、「撮って・・・」というばかりに1頭の鹿がやってきました。そのほかにも、ちょっと気になる鹿を発見しました。番犬ならぬ「番鹿?」(写真左下)あとで表札を見たら、自治会長さんの家でした\(◎o◎)/!「水浴びする鹿」(写真左下)自ら池に飛び込み、上る時も、ジャンプして出ていました。