先日(6日)、まじくんと再び奈良へ行ってきました。まずは、金堂(大仏殿)の様子を前ブログでお伝えしました。
金堂へ入ると、すぐに、ご存じ奈良の大仏さんとご対面です!どこのお寺の堂内も撮影禁止が多い中で、こちらの大仏殿は撮影OKです。・・・とは、いうものの恐れ多くて、なかなかカメラを向ける気にはなりませんね。(^^;)
大仏殿の御本尊「盧舎那仏」は、天平15年(743)、聖武天皇の発願により造られたもので、完成したのは9年後です。座高は15メートル、鋳造に使われた銅は500トン!メッキに使われた金は440キロもあったといわれています。2度の火災にあい、頭部は江戸時代に再鋳するなど大幅に補鋳され、創建時より1メートルほど低くなったそうです。
建物の中心に大仏さんが座られているので、360度大仏さんを見ることができます。横へまわって、光背(後光を表したもの)を、見上げたまじくん「あの仏さん、観覧車に乗って遊んではるん?」と一言!(^m^)確かに、観覧車に見えなくもないですよね。光背についているのは浄土に遊ぶ飛天だとしたら・・・遊んでるっていうのは間違いじゃないのかな?でも、光背の仏様は飛天ではなさそうですね。どっしりしておられます。
大仏さんの向かって右後方にある柱に、四角い穴が開いています。(写真右下)なんのために開いている穴なのか不明だそうですが、この穴は大仏さんの鼻の穴と同じ大きさで、ここを通り抜けると幸せになるとか、厄除けや子供のおねしょが治るなどの言い伝えがあります。そういえば、はるか昔、中学の修学旅行の時にくぐり抜けた記憶が・・・。楽々くぐり抜けるまじくんに続き、私もくぐってみました。多少苦戦しましたが、ちゃんとくぐることができました。大人の女性は勿論、男性も細身の方はくぐれます。まじくんのように腹ばいでなく、体を横にして両手からくぐり、肩幅が通って、おなかが引っ掛からなければ、大丈夫だと思います。
まじくんは、ぐるっと大仏さんの周った後、大仏さんの絵を描きました。大きな右手が印象的です。実際の大仏さんの手の大きさは約2.5メートルあります。でっか!(@@)右手は、施無畏印(せむいいん)という印を結んでおられ、まじくんには「ダ~メ!」ってしているように見えたそうです。施無畏印は一説には説法を聞く人の緊張を解くポーズといわれているので「ダ~メ!」でなく「まぁまぁ、落ち着いて・・・」って感じかな?
堂内にあった、創立時の模型です。当時は、東西に七重塔がそびえ立っていたそうです。高さは100メートルもあったそうで・・・すぐ近くの興福寺【前ブログ】の五重塔(50.8m)や東寺の五重塔(55m)の2倍あります。今から1200年以上も前、どうやって、つくったんでしょう・・・。(@Д@)相輪(屋根のてっぺんの飾り)の高さだけでも23.3m・・・クレーン車もないのに、どうやって乗っけたん(・・?)
この後は、おいしいランチをご紹介します。