昨日、紫野の「大徳寺」へ行ってきました。塔頭の3ヶ寺で秋の特別公開が行われています。前日のぶろぐで、信長の菩提寺「総見院」をご紹介しました。今日(11日:10月第2日曜)は、曝涼展が行われています。曝涼(ばくりょう:虫干し)を利用して、約100点の寺宝を公開しています。行きたい!見たい!のですが・・・今年は断念しました。
大徳寺には、歴史的に有名な重要文化財の三門(写真右上)があります。この門は、当初は下層のみでしたが、千利休が上層を完成させ「金毛閣」と名付けられました。その際に、自身の木像を安置した事が「門をくぐる人が利休の足元をくぐることになる」と、秀吉の逆鱗にふれ、自決を迫まったといわれています。現在、三門はくぐることはできません。秀吉の怒りが続いているからか?柵が設けてあり正面写真がうまく撮れないようになっています。
大徳寺 http://www.rinnou.net/cont_03/07daitoku/index.html
ところで、大徳寺の名物といえば「大徳寺納豆」が有名です。門前にいくつかのお店が出ていますが、今回は「総見院」の本堂で、自家製の大徳寺納豆を買ってきました。(500円)
大徳寺納豆は、辛いみその塊のようなもので、糸を引く納豆や甘納豆とは全く違います。見た目は不揃いな鹿のふんみたいな感じ?いえ、干しぶどうみたいな。(^^;)もともと、禅宗とともに大陸から伝来した食品で、発酵した大豆を塩水につけて天日で干したものです。佃煮のように、ごはんやお茶のお供に、お菓子(松風)に調味料として使われています。そのまま食べると、かなりしょっぱいですが、なんか癖になり、ついついつまんでしまいます。常温で日持ちもします。
門前の「たつ樹庵」で、昼食を食べてきました。私が、うどん:450円と、まじくんが、ざるそば:750円です。ざるそばは、まじくんは1口食べた後は食が進まず。結局、私のうどんと取り替えました。つけ汁がかなり甘口で、薬味を全部入れないと食べれない感じでした。見た目はおいしそうなんですけどねぇ・・・子供は正直です。
うどんはだし汁が、ごーくよい香りで、おいしくて、まじくんは私の制止も聞かず、飲み干してしまいました。(@Д@;)麺は、京風の腰のないやわらかな「おうどん」です。
どちらのメニューにもお土産袋入りの飴がついていました。私にはのど飴、まじくんにはアンパンマンの飴でした。ちょっとしたことなんですけど、うれしいですね。「これ、おばあちゃんへお土産や。」って、さっそくリュックにしまっていました。