先日(20日)、松ヶ崎の「妙円寺(みょうえんじ)」へ出かけました。五山の送り火の「妙法」で知られる松ヶ崎東山「法」の火床の下にあります。ちょっと小高い場所で、少しの坂道と少しの階段の先に門があります。手前には鳥居も建っています。
門前には、人懐こい顔をした狛犬?獅子?お寺をしっかり守っています。(^^)狛犬さんが毎日眺めているのは・・・京都の街です。妙円寺は、京の子丑の方向(表鬼門)に位置することもあり鬼門守護の神としても知られています。京都の鬼門の方向にはたくさんの寺社があります。先に訪ねた赤山禅院(ここから車で5分ほど移動)もそうでした。
妙円寺は、本涌寺(現涌泉寺)を創建した日英上人が隠居所として建てたのが始まりで、その後、日英に帰依した里人により寺となったそうです。本堂は昭和44年に火災に遭い鉄筋コンクリートになっています。ご本尊は釈迦牟尼仏です。
法華経の守護神として別棟大黒堂に祀った大黒天が「都七福神」の大黒天です。最澄の作といわれています。昭和44年の火事の時に大黒さんが無事だったことより「火中出現の大黒天」とよばれ、現在は、60日に1回の甲子(きのえね)の日にご開帳されています。(近いところでは2月27日)
大黒堂の手前には「なで大黒さん」が安置されています。ん?まじくんが触っているのは・・・米俵?食べ盛りですからね~。もっと食べさせろって事?(^^;)ちなみに、野球がマイブームで恰好から入るタイプです・・・。
境内には、五穀豊穣の大黒さんと商売繁盛のゑびすさんのめでたい仲良しツーショット!弁財天さんもいらっしゃいます。そのうち七福神が揃うのでしょうか・・・。
ご朱印(300円)を頂きました。設置されたドライヤーで乾かして持ち帰りました。
妙円寺(松ヶ崎大黒天) 左京区松ヶ崎東町31