黒ラブ ロックが行く

生まれつき肝臓が普通の犬の4分の1しかない、小さい黒ラブと、家族のお話です。

初めてのボランティア

2006年05月21日 | 黒ラブ

久しぶりに良いお天気になった。
今日はお母さんのお手伝いでボランティアに行くことにした。
お母さんは耳の聞こえない人たちのために、すこしだけお手伝いをしている。
駅前で募金のお願いをするのだ。

何の募金かというと、耳の聞こえない人たちが普通の老人ホームにはいると、聞こえない事による誤解や差別で健聴者(耳の聞こえる人)の人とトラブルになることが多いらしい。それで、耳の聞こえない人同士が頑張って老人ホームを造り誤解や差別のない老後を過ごしたいと言うのが本分らしい。(凄く簡単に書くとこうなる)

朝から暑い日差しだったけれど、木陰の所を探してもらってお手伝いをした。(ただ座っているだけだけれど)
みんな僕を見ると”盲導犬ですか”と聞く。
ちがうちゅうねん。
それを言うなら聴導犬。もしくは介助犬だろうが。

世間では何か人のお手伝いをしていると言うだけで、ラブラドールと言うだけで
盲導犬と思うらしいが、いろいろあるのですよ。僕らのお手伝いは。

僕はと言うと特に何もしていませんが、大勢の人に触られても、人混みの中でも吠えもせず、ただお母さんのそばにおとなしくいられるのが特技と言えば特技でしょうかな。

10時から12時まで、駅前で募金のお願いをしてきました。
早く実現できると良いなと思いながら、またお手伝いしようかな?と、思いました。

お母さんは僕とすこしお話が出来るけれど、耳の聞こえない人とも沢山お話が出来るんだよ。
手話って言うんだって。
僕には絶対無理だな。だって、指が曲がらないんだもの。