昨日、久しぶりに散歩をした。
向こうからエリザベスを付けた柴犬とも君が。見ると耳が縫ってある。
とも君は、飼い主さんがかなりの高齢(70歳は優に超えている)なので公園に来たら小さな子さえいなければノーリードで遊んでいる。
10日くらい前のこと、いつもと同じように離していて(時間にして3分もかかっていないと思うとのこと)戻ってきたときに、耳から血がだらだらと流れていたとのこと。大きい犬にかまれでもしたのかと病院は行ったところ、此は犬の噛み傷ではなく、鋭利な刃物で耳を一部切り取られているとのこと。
耳は手術で縫ったのですが一部が欠損しているので、まるでヨットの帆の先のように段違いになっていました。どうやら足にも斬りつけたような傷跡がありました。(傷は浅かったけれど)とも君は2日入院したそうです。
でも、いったい誰が難のためにこんな事をしたのでしょうか?
とも君は別に悪いくせを持っているわけでもないし、その行為をした人に何かしたのでしょうか?
なぜ犬の耳を切り取るというような行為をしたのでしょうか?
その切り取った犬の耳はどうしたのでしょうか?
そしてその行為に及んだとき、どんな気持ちでしたのでしょうか?
過去における動物虐待からそれが一連のの大きな事件になっていったときののことを思い出さずにはいられません。それと同じとは思いませんが、自分が切られたことを想像してみることはできないのでしょうか?心が痛まないのでしょうか?
犬は口を利くことができません。自分の耳を切った人間がそばに来ても、”この人に切られたよ。”とは言えません。本当にひどいことをする人がいるものです。許せません。
その後とも君は、散歩に出ても切られたと思われる場所に来るとそこから一歩も動かずに、飼い主さんの足下に座り込んでお友達の来るのを待っているのです。
昨日ロックと会ったときも、おばあちゃんの足元から離れることなく、鼻くんくんしていました。