黒ラブ ロックが行く

生まれつき肝臓が普通の犬の4分の1しかない、小さい黒ラブと、家族のお話です。

さよなら のび太

2010年01月14日 | 黒ラブ

今朝、ロックのお友達の、のび太君のお母さんから電話があった。

日曜日、夜8時過ぎ、虹の橋を渡って行ったって。
そして最後のお散歩のときにあったのが私だって。
ロックはその時お父さんと夕方のお散歩をしていなかったんだけれど。

ちょうどその時、バルコニーで干し物を取り込んでいたら
のび太が、お父さんとお母さんに介助されながらお散歩していた。

土曜日に会った時は歩けないと言っていたのに、結構元気にお散歩していた。

”のびちゃん”と声をかけると嬉しそうに尻尾をフリフリし、まだ帰りたくないと
駄々をこねていたけれど、結局お父さんが抱っこしてお家にかえった。

夕食も沢山食べて、そしてそのまま眠るように行ってしまったんだって。


去年の12月のはじめ位から、足腰が弱ってきてお散歩もしたがらなくなり
だんだん食欲もなくなってきていたんだって。

12月28日に川崎の高度医療センターへ行ったら、心臓が弱っていて手術するには体力が持たないだろうと言われ
家で近所の先生に往診してもらうことのしたんだって。

お正月は、毎日先生が2時間のび太を見ていてくれ、日曜日どうしてもお散歩がしたいと言うので少しだけお散歩をしたんだって。

おなじみの道を、ご近所をしっかりと目に焼き付けていったかしらね。

”やっとのび太がいなくなったことを感じることができたので、仲良くしてくれた
お友達に電話しています。”

何度も涙声になりながらお話してくれた。

やきもち焼きののび太くん。
ロックがお母さんにご挨拶すると、俺のお母さんに気安く触るんじゃねえ
と、吠えられ、自分は俺を可愛がってくれよと寄ってきてくれたっけ。

いつも、意地悪爺さんとお母さんに言われていたね。

13歳、さよなら、のび太。