黒ラブ ロックが行く

生まれつき肝臓が普通の犬の4分の1しかない、小さい黒ラブと、家族のお話です。

殊勝な黒ラブ

2011年01月28日 | 黒ラブ

晴れは確かに嬉しい。
だが続きすぎるとたまには雨が欲しい。
それも夜降って、朝には晴れるパターンが一番嬉しい。

なぜ黒ラブが殊勝なのかと言うと、、、、、。


お父さんの庭いすに座り込み、ここ掘れワンワンをして二度と使い物にならなくしたから。



なぜ黒ラブがこんなにも殊勝なのかと言うと、、、、。

なぜこんなにも反省モードなのかと言うと、、、、。


別荘がどんどん齧られていく。
いや俺悪くないし見たいな顔して。




これは何だ?


もう使い物にならないバケツジャン。




だって俺さみしかったんだもの。
お母さんもお父さんも2日もいなくて、俺夜遅くまで一人でお留守番していたら寂しくてつい。

甘えて抱かされればなんでも許してもらえると思っている黒ラブ。





でもそれは仕方がないのよねえ。
昨日一昨日とお通夜、告別式と2人で出かけていたから。

夫の甥の奥さんが37歳でスキルス胃がんで、宣告を受けてから4ヶ月で逝ってしまったから。
解ったときには既にリンパに転移していて、手術も出来ないくらいの手遅れで。

4年生と3年生の子供を残して。

若い人が早く言ってしまうのは辛いわ。

最初の診断では去年の10月に余命1年と宣告され、入院したままでは甥の仕事や子供の学校に支障があるからといって、甥の実家に戻り子供たちも転校してきた。

抗がん剤を使いながら入退院を繰り返し、12月の時点では後一月くらいといわれ、1月に入ってからは今月いっぱいでしょうと言われ、甥は会社を休み病院で子供たちとも2週間寝泊りして看病いていた。

最後は家族みんなで見送ることが出来たようだ。

解っているのか、頑張っているのか子供たちの明るさが更に悲しみを誘った。


何よりも複雑だったのは、彼女の名前が娘と同姓同名だったから。
結婚して姓が変わって同姓同名になったけれど、したの名前は未だ勝手同じ名前を見たことがないくらい珍しい名前なので、しかも姓名判断とかいろいろしてつけたのにちょっとショックだった。

でも、名前が同じだからといってそれが何なのよと、立ち直りも早い母です。