黒ラブ ロックが行く

生まれつき肝臓が普通の犬の4分の1しかない、小さい黒ラブと、家族のお話です。

いじめ

2006年03月31日 | 日記

4年生になり、クラスも担任もそのままで、先生の目が行き届いていたせいか、前ほどの無視はなくなったという。
それでもぎくしゃくとした関係がずっと続いていたようだ。娘は友達と遊べなかった間、お稽古以外の日はずっと勉強をしていた。
だから成績が良くなっていった。
先生に話を聞くと、表だった無視は無くなったが、覆水盆に返らずです。と言っていた。それでも、ただ一人無視をしなかったクラスメイトと、他のクラスのお友達と出なんとが4年生を乗り切ったのです。
そして5年になってクラス替えと担任変更。やっといじめの呪縛から解き放たれたと思っていました。

ところが2学期が始まるとき当時小2の息子の持ち物を点検していたら、ピアニカが無いのです。どうしたのと訊くと、夏休み前から無いと。先生に言ったら今忙しいから後でと言われたとのこと。

先生に連絡帳で探してくださいとお願いしたのです。
返事は教室にはありません。
音楽室とか他の移動教室もお願いします。
ありません。
他の先生にも聞いていただけますか?
訊いたけれどありません。
他の学年の先生にも聞いていただけますか?
できません。
どうしてですか?
こんな事で他の先生に迷惑をかけられない。
高価な物なので学校で無くなったのだから、全職員の方に訊いて欲しい。
とのやりとりが10日ほど続いたのです。
最終的に、職員会議の話題にしていただき、全校放送で流したところ次の日に娘の教室に置いてあったのでした。

先生曰く、此は意図的な物ですよね。
つまり娘のいじめがまだ続いていたというようなことを言われたのでした。

なぜこんなに頑張ったかというともう既に引っ越しが決まっており、この後は嫌な思いをすることもないし、物がなくなっても知らないと言う先生の態度もかちんと来ていたからなのです。
そのときのやりとりの連絡帳は今も取ってあります。

そして転校手続に行ったとき、娘の3,4年の担任だった先生が、A子の教室にピアニカ会ったんだって。とニヤニヤ笑い顔で言ったんです。そのとき、やっぱり先生によっていじめは始まるんだなと思いました。

なぜ今、娘のいじめをブログに書いたかと言うと、先日掃除をしていたときに、小学校の通知票が出てきたのです。それを懐かしく見ているうちに、もし今いじめに遭っている人に此を読んでもらえたら。解決方法とは違うけれどがんばり方が解ってもらえるかな?と思ったからです。

いじめの理由は本当に些細なことです。

何でもできるから。それだけの理由です。

中学の時も同じ理由でした。


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4 コメント

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酷いですね。 (purihana)
2006-03-31 15:42:17
担任の先生で大きく左右されるのって事実ですよね。

それはいじめの事だけでなく、やる気や努力もそうです。



でも、読んでて娘さんの芯の強さに感心しました。



>もし私が学校行かなくなったら、私をいじめていた人たちが喜ぶから、絶対に学校は休まない・・・



小3の子が自ら言える言葉じゃないと思います。

それに今の時代に娘さんの様にしっかり自分を持ってる子って少ないと思います。



そう、

いじめの原因って可笑しい位に些細な事なんですよね。



娘さん、よく頑張りましたね!



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お嬢さん、がんばりましたね (如月)
2006-04-01 08:00:37
私、中学3年のときにいじめに近いことがありました。

もともと人付き合いは苦手だったので、一人でいるのは気にならず、あんな連中に負けるもんか、と勉強してましたっけ。

高校に入ったら天国でした。

低レベルのいじめをする子がいなかったんです。

負けなかったその頃の自分は、今でも自分の歴史の中で勲章です。

あの頃の嫌な思い出も、いまは笑って思い出せます。そんなこともあったわねえーって。
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purihanaさん (majo)
2006-04-02 11:01:37
今でも芯は強いですよ。

小学校の卒業文集で、将来の夢は

”世界制覇”でした。
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如月さん (majo)
2006-04-02 11:04:44
中学、高校の時はの時は友達に恵まれました。

高校の時は天下でしたよ。
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