ピアノは趣味で弾ければいいから・・・
そんな声をよく聞きます。
もちろん習い始めていきなり「うちは、音大に行かせるつもりですから!」
なんておっしゃる方はまずいらっしゃいません。
レッスンに来ている99%は、趣味で習っている方です。
コンクールや、ステップに参加しているからといって、決して音楽家を目指しているわけではありません。
自分の演奏を客観的に審査員の先生方に聴いていただいて、ステップアップを目指しているのです。
趣味なのに何故?…と思われるかも知れませんが、趣味だからこそ上手くなって楽しみたいと思いませんか?
趣味は一生のものです。
もしできることなら、70,80,90歳と、年をとっても美しい音でピアノが弾けたら素敵だと思いませんか?
現実は、ソナチネぐらいまではやったんだけど今ではもう・・・なんていう方のほうが多いのではないでしょうか?
せっかく習ったピアノが一生の宝になるためには、ある程度の努力が必要です。
なかなか上達しないと思っていた子が、中学生になったころに目覚めて、楽しくなり、
ぐんぐん上手くなってくるなんて言うことも、稀ではありません。
やはり辞めたいと思ったこともあるでしょう。
でも、基礎をしっかりしていれば、必ず上達する時期がきます。
受験や部活動の忙しい中、時間を捻出してピアノを練習するうち、憧れだった名曲が
いつの間にかどんどん弾けるようになっているのです。
そうするとお母さんになってもお父さんになっても、あるいはもっと年を重ねても
必ずピアノを弾き続けることができるのです。
趣味だからこそ、本格的に自分の力を最大限生かして上手くなってほしい!
いつもそう思ってレッスンしています。
それが人生の宝物になると願っているからです(^^♪