みなさんがよく知っている昔話ですね。
ウサギが本気で最後まで走れば、それはそれで良かったのに・・・な~んて思ったりしますが、
コツコツやることの大切さは勉強でもスポーツでも仕事でも、どんなことをやっていても思うことです。
ピアノもまたしかり。
こうして、ん~十年ピアノ教師をしていると、小学生の時はゆっくりゆっくりだったのに、
高校生になってみるとけっこう弾けるようになっていたってこと、よくあるんです。
これまで何人、何十人と見てきました。
私の事? なんて思ってる人もいるかもしれませんが、あなただけじゃぁありませんョ
どんどん頑張ってたくさんの曲が弾けるようになるのは素晴らしい事
もちろん応援しています
でもゆっくりだけどコツコツ頑張っていることも、素晴らしい事です
1年生のSちゃん、3月生まれで、もう少し遅く生まれていたらまだ幼稚園だったかもしれません。
もっと小さかった時は人見知りで、たくさんの人と一緒に何かをすることが苦手だったけど、
今はお友達もいるし、自分で一生懸命楽譜を読んで、ずいぶん上達してきました。
苦手だった人前で弾くことも、今では克服して堂々とステージに上がることが出来るようになりました。
コツコツと言えば、Y君S君のお父様も、長年夢だったピアノを弾くことを実現されて、
毎日2時間ぐらい練習していらっしゃるとのこと!
きっと数年後には名曲を弾いておられることでしょう。
ウサギみたいにどんどん走って途中休憩もあるだろうし、カメさんみたいにコツコツ行くのもいいし、
またはウサギだけどサボらないでぐんぐん行くこともあるだろうし・・・
カメさんがいっぱい休憩するのは困りものですけどね
まぁそれもアリか・・・継続は力なり…なんとか頑張ってやってみよう
ピアノとの付き合いは、一生のもの。
いろんな時があると思うけど、これからの人生の良き伴侶として楽しい時、悲しい時にも
ピアノが傍にいてくれるといいな♪ と思います