少し以前に生徒さんがテレビ番組で紹介されました
今日はそのことについて。。ちょこっとオマケのウラ話
しばらく前(1月上旬だったかな…?)に、テレビ番組制作の方からご連絡ありまして、海外のコンクールに参加したKちゃんについて、取材依頼ということでした。
おうちの方やKちゃん本人に確認したところ、「はい大丈夫です」というお返事。
地元の高校生以下の子供たちの中から、頑張っている子供さんについて取材する…という趣旨の番組なのだそうです。
普段はスポーツ等で頑張っている子供さんの取材が多いそうです。
他にもピアノがお上手な方はたくさんいらっしゃいますので、「このようなコンクールもあります」というご紹介にもなればと思い、ご家族やKちゃん本人とも相談してお受けすることにしました
・・・が、頑張っている子供さんの番組なので、そのようなことは趣旨と違うらしく、詳しくお話し出来なかったので、ちょこっとご紹介
10月にアップした『海外のコンクール』(もし宜しければ併せてご覧下さい)でも、少し書いていますので、重複しているところはなるべく避けて…。
皆さんも良くご存じの、全日本ピアノ指導者協会(通称PTNA)には、提携コンクールというのがたくさんあります。
その中でも“ミラノタレンツ”という、イタリアでのコンクールへのビデオ審査(YouTubeでアップする形態)での参加をしてみませんか?と、ご関係の方から紹介して頂きました。
そのビデオ撮影を振り返ると、ちょうど1年前の2017年2月くらい?
イタリアへ行ったのが2017年6月後半から7月頭にかけて…。
今、取材を受けて「何の曲弾く??」みたいに(半年一年の)タイムラグがありまして、どの様に取材にご協力できるやら、ちょこっと悩みましたが…
2015,2016年、ちょうど夏のコンペ真っ最中の時期だったのですが、ここのところコンクール参加も少し控えるようにしていたので、子供たちは自由曲で催し物に参加し演奏していました。
その演奏を素敵なピアニストさんが聴いて下さり、海外のコンクール参加というのもありますよ…とご紹介下さり決心した…のような経緯…。
きっと与えられた課題曲でなく、好きな曲を一生懸命心を込めて弾いていたのが伝わったのでしょうか???
長時間の飛行機での移動、体力的には大変なこともあったと思いますが、幼い時に異文化に触れることは大きな経験になりますね。
本番の会場はホテルの中にあるホールで、各国からの参加者は日本と違って、とても自由に音楽を楽しんでいる感じでした。
国は…記憶している中ですと、ウクライナ、ロシア等ヨーロッパでも遠方の参加者もあり、イタリアも各地から参加されているようでした。
もの凄いテクニシャンもありましたが、総じて自由に音楽そのものを楽しみ、音楽の言葉で語っているように感じました。
Kちゃんの出番の前の子が、とても大柄の(おじさんみたい…と言ったら失礼なのですが…)男の子でしたので、控室として使われていたお部屋で「何歳ですか?」と聞きましたら「12歳」?!!「わぉ~」と思わず言ってしまいました。
その男の子、本番もすごい迫力でショパンのスケルツォ1番を弾いていたので、正直次に出て来る日本人の中でも小柄なKちゃんの演奏は、聞き劣りするのでは…と思ったのです。
ところが、繊細で語りかけるような音は大変心にしみわたり、私自身も涙が出そうになるような演奏でした。
結果はもうどうでも良いな、、こんな素敵な演奏が出来たのだから、遥々日本から来た意味もあった…と思っていました。
驚きの結果でびっくり。。
で、、スケルツォの男の子は受賞できず。。
頑張っていたのに(しかも自信ありそうだったのに)気の毒な気もしましたが、技術も能力もある男の子だったので、きっとまた音楽を深めて来られることでしょう。
他にも、受賞していた子供たちの傾向は、子供らしく自由な発想を持って自然体で弾いている、意外と素朴なものが評価されていたかも知れません。
もちろん、驚くほどのテクニックと音楽性の男の子もいました。
大人(若いピアニスト)の方の国際コンクールもありまして、その審査会議中にも町の大きなTheater(古い立派なオペラハウス)で演奏させていただいたのも、とても良い経験となりました。
ラフマニノフなど凄まじい…と言って良いような…もの凄い迫力の演奏のあと、小さな日本人の女の子がそっと語り掛けるように弾くドビュッシーは、会場の隅々まで染み渡り、大変感動的な演奏会となりました。
ここのところ、チェンバロに触れてみたり、英語で歌おう!とか、オープンクラス、、など色々やってみているのですが、なにが大切かというと、「体験こそ大事!」ということ。。
とにかくやってみよう! 体で感じよう!
忙しいのに面倒だな…と思うこともあるかも知れませんが、やってみると頭ではなく体が感じ覚えてくれる…そのように思います
公共の電波は色々なところで見て下さっている方があったようで、すごーく久しぶりの方からご連絡頂いたりして、それはそれで良かったのかな?
恥ずかしいのでTVは見ていません
Kちゃんのお友達Hちゃんがあまりにも素敵すぎるコメントを語っていたので、大笑いしていた私の声が入っていたようで、大変失礼してしまいました
より強く早く…から、時代はシフトしています。
繊細で語りかけるようなPの響き。
人としてどうあるべきか、子供の時代を大切にしてあげられるように。
十月十日(とつきとか)お母さんのおなかの中にいるように、子供が生まれ出た後も、その時期に合ったアプローチで見守ってあげられるといいですね。
何でも早くできるようにすることは、時として子供の脳の発達に悪い影響も与えかねないそうです。
シュタイナー教育では早産させるようなこと…という表現をしていました。
本当の子供の幸せを願って
~おしらせ~
English Rhythmic & English Theory 2月18日(日)
2:00~3:00「English Rhythmic」英語で遊ぼう(うた・ゲームetc.)
3:00~3:30「English Theory」簡単な楽典問題を英語で解いてみます
単純に英語で歌ってみる…という趣旨ですので、英語の塾で学んでしらっしゃることはそれはそれで大切にされるとよいかと思います。
久石譲さん曰く、メロディーは記憶装置。
失語症の治療にも、メロディーイントネーション療法というものがあります。
それに、子供の時に使った懐かしいテキストの歌を歌ってみるのはとても楽しいですよ。
指導はMei Lian先生、名和先生もサポートに来てくれます
*謝礼について…Mei Lian先生には特別に時間を割いてお越し頂いていますので少額の謝礼をさせて頂きますが、教室としては英語は特に専門ではありませんので私たち講師も一緒に楽しみ学ぶという姿勢で、頂いておりませんのでご了承くださいませ。
宜しければお待ちしています
今日はそのことについて。。ちょこっとオマケのウラ話
しばらく前(1月上旬だったかな…?)に、テレビ番組制作の方からご連絡ありまして、海外のコンクールに参加したKちゃんについて、取材依頼ということでした。
おうちの方やKちゃん本人に確認したところ、「はい大丈夫です」というお返事。
地元の高校生以下の子供たちの中から、頑張っている子供さんについて取材する…という趣旨の番組なのだそうです。
普段はスポーツ等で頑張っている子供さんの取材が多いそうです。
他にもピアノがお上手な方はたくさんいらっしゃいますので、「このようなコンクールもあります」というご紹介にもなればと思い、ご家族やKちゃん本人とも相談してお受けすることにしました
・・・が、頑張っている子供さんの番組なので、そのようなことは趣旨と違うらしく、詳しくお話し出来なかったので、ちょこっとご紹介
10月にアップした『海外のコンクール』(もし宜しければ併せてご覧下さい)でも、少し書いていますので、重複しているところはなるべく避けて…。
皆さんも良くご存じの、全日本ピアノ指導者協会(通称PTNA)には、提携コンクールというのがたくさんあります。
その中でも“ミラノタレンツ”という、イタリアでのコンクールへのビデオ審査(YouTubeでアップする形態)での参加をしてみませんか?と、ご関係の方から紹介して頂きました。
そのビデオ撮影を振り返ると、ちょうど1年前の2017年2月くらい?
イタリアへ行ったのが2017年6月後半から7月頭にかけて…。
今、取材を受けて「何の曲弾く??」みたいに(半年一年の)タイムラグがありまして、どの様に取材にご協力できるやら、ちょこっと悩みましたが…
2015,2016年、ちょうど夏のコンペ真っ最中の時期だったのですが、ここのところコンクール参加も少し控えるようにしていたので、子供たちは自由曲で催し物に参加し演奏していました。
その演奏を素敵なピアニストさんが聴いて下さり、海外のコンクール参加というのもありますよ…とご紹介下さり決心した…のような経緯…。
きっと与えられた課題曲でなく、好きな曲を一生懸命心を込めて弾いていたのが伝わったのでしょうか???
長時間の飛行機での移動、体力的には大変なこともあったと思いますが、幼い時に異文化に触れることは大きな経験になりますね。
本番の会場はホテルの中にあるホールで、各国からの参加者は日本と違って、とても自由に音楽を楽しんでいる感じでした。
国は…記憶している中ですと、ウクライナ、ロシア等ヨーロッパでも遠方の参加者もあり、イタリアも各地から参加されているようでした。
もの凄いテクニシャンもありましたが、総じて自由に音楽そのものを楽しみ、音楽の言葉で語っているように感じました。
Kちゃんの出番の前の子が、とても大柄の(おじさんみたい…と言ったら失礼なのですが…)男の子でしたので、控室として使われていたお部屋で「何歳ですか?」と聞きましたら「12歳」?!!「わぉ~」と思わず言ってしまいました。
その男の子、本番もすごい迫力でショパンのスケルツォ1番を弾いていたので、正直次に出て来る日本人の中でも小柄なKちゃんの演奏は、聞き劣りするのでは…と思ったのです。
ところが、繊細で語りかけるような音は大変心にしみわたり、私自身も涙が出そうになるような演奏でした。
結果はもうどうでも良いな、、こんな素敵な演奏が出来たのだから、遥々日本から来た意味もあった…と思っていました。
驚きの結果でびっくり。。
で、、スケルツォの男の子は受賞できず。。
頑張っていたのに(しかも自信ありそうだったのに)気の毒な気もしましたが、技術も能力もある男の子だったので、きっとまた音楽を深めて来られることでしょう。
他にも、受賞していた子供たちの傾向は、子供らしく自由な発想を持って自然体で弾いている、意外と素朴なものが評価されていたかも知れません。
もちろん、驚くほどのテクニックと音楽性の男の子もいました。
大人(若いピアニスト)の方の国際コンクールもありまして、その審査会議中にも町の大きなTheater(古い立派なオペラハウス)で演奏させていただいたのも、とても良い経験となりました。
ラフマニノフなど凄まじい…と言って良いような…もの凄い迫力の演奏のあと、小さな日本人の女の子がそっと語り掛けるように弾くドビュッシーは、会場の隅々まで染み渡り、大変感動的な演奏会となりました。
ここのところ、チェンバロに触れてみたり、英語で歌おう!とか、オープンクラス、、など色々やってみているのですが、なにが大切かというと、「体験こそ大事!」ということ。。
とにかくやってみよう! 体で感じよう!
忙しいのに面倒だな…と思うこともあるかも知れませんが、やってみると頭ではなく体が感じ覚えてくれる…そのように思います
公共の電波は色々なところで見て下さっている方があったようで、すごーく久しぶりの方からご連絡頂いたりして、それはそれで良かったのかな?
恥ずかしいのでTVは見ていません
Kちゃんのお友達Hちゃんがあまりにも素敵すぎるコメントを語っていたので、大笑いしていた私の声が入っていたようで、大変失礼してしまいました
より強く早く…から、時代はシフトしています。
繊細で語りかけるようなPの響き。
人としてどうあるべきか、子供の時代を大切にしてあげられるように。
十月十日(とつきとか)お母さんのおなかの中にいるように、子供が生まれ出た後も、その時期に合ったアプローチで見守ってあげられるといいですね。
何でも早くできるようにすることは、時として子供の脳の発達に悪い影響も与えかねないそうです。
シュタイナー教育では早産させるようなこと…という表現をしていました。
本当の子供の幸せを願って
~おしらせ~
English Rhythmic & English Theory 2月18日(日)
2:00~3:00「English Rhythmic」英語で遊ぼう(うた・ゲームetc.)
3:00~3:30「English Theory」簡単な楽典問題を英語で解いてみます
単純に英語で歌ってみる…という趣旨ですので、英語の塾で学んでしらっしゃることはそれはそれで大切にされるとよいかと思います。
久石譲さん曰く、メロディーは記憶装置。
失語症の治療にも、メロディーイントネーション療法というものがあります。
それに、子供の時に使った懐かしいテキストの歌を歌ってみるのはとても楽しいですよ。
指導はMei Lian先生、名和先生もサポートに来てくれます
*謝礼について…Mei Lian先生には特別に時間を割いてお越し頂いていますので少額の謝礼をさせて頂きますが、教室としては英語は特に専門ではありませんので私たち講師も一緒に楽しみ学ぶという姿勢で、頂いておりませんのでご了承くださいませ。
宜しければお待ちしています