9月に入り秋の気配を感じる頃となりましたね。
新学期、子供たちは元気に学校へ通っていることと思います
さて、本日のお題…小さな教育改革(ちょっと大げさ?)
ここのところ、敢えてやってあげない…ということをしています
やってあげれば優しくて愛情があるように感じますし、時間も手間も省かれます。
でもどうでしょうか?
本当にその子の幸せにつながる?
自立して自ら考えられる人になれる?
気づく人になれる?
やはり自分でやってみることが大切で、自分で経験することが想像力を育み、人の痛みが分かる人になれるのではないかと思います。
動物や植物のお世話をする、本を読む、お手伝いをする、そんな体験も大切ですね。
大きくなったら勝手にできるものではなく、小さい時から徐々に身につけてゆくこと…。
ほんの小さなこと…足台を自分でセッティングする、椅子の高さを調整する、レッスンバッグは自分で持つ、聴音などの作業の時、自分たちでテーブルセッティングし、終わったらきれいに拭いて片付ける…。
もちろん楽譜も自分で読みます。
能力を超えたところで結果を出しても後が続きませんよね
当たり前のようですが…。
年齢によってはちょっと難しこともあります。
はじめは少し手伝いますが、小さくてもみんなやります。
次第に自信と自覚ができます。
目が輝いて生き生きとしてきます。
人にやらされているのではなく、自分自身がやっているんだという自立心が芽生えます。
小さな一歩ですが、大きな変化です。
みんな率先して「私がやる!」と、どんどんやってくれるようになります。
待っていたら誰かがやってくれる…そんな風に無意識に感じていたとしたら、ピアノに限らず全てにおいてそうなりがち。
それは“認知”の問題で、脳の躾と思ってくださったら良いです。
そうした取り組みが、誰にも分る目に見える形となって表れるのには、相当年数がかかります。
結果がすぐに表れないようでも、その子の人間としての核となる部分が育っていることがとても重要
目先の出来事に翻弄されず、遠い遠い先に思いを馳せて育ててあげたいですね。
長い年月、子供たちと関わってくることで、その子たちの成長の目標や目的が、人生のずっとずっと先にあるのだと考えるようになりました。
そのとき上手くいかなかったり失敗したように思えても、そこに気付きがあったり学びがあったりします。
また時間が経つと違う側面も見えてくる。
その時その時をじっくり感じ、味わい、考えながら一歩ずつ愚直に歩む。
私にとっても難しことは山積で、反省の連続ですが。。
子供たちは(大人も…)指示されて動く…指示されて動く…を繰り返すうちに心が萎えてくる…とある著名な精神科医の方が語っておられたことです。
結果的にそうなることも…。
近年、親御さん自身が子供の頃からコンクールを受けてこられた世代に代わり、様々な経験をもとに其々考えをもって接して下さっています。
ご自身が経験されると、どれだけ大変なことか、どれほど自分自身に向き合わなければならないか、又どれほど素晴らしいか…身をもって体験されていることは大きいと感じています。
そして、お母様だけでなくお父様も一緒に考えたり楽しんだり、積極的にご参加くださっています。
新しい風を感じています
厳しい時代ですが、希望もたくさんありますね
少しの擦り傷はあっても「自分の人生を自分の足で立って歩いて行ける人」
こういう人の演奏には、説得力があると思います。
その子の人生はその子自身のもの。
演奏は人そのものなんですね
新学期、子供たちは元気に学校へ通っていることと思います
さて、本日のお題…小さな教育改革(ちょっと大げさ?)
ここのところ、敢えてやってあげない…ということをしています
やってあげれば優しくて愛情があるように感じますし、時間も手間も省かれます。
でもどうでしょうか?
本当にその子の幸せにつながる?
自立して自ら考えられる人になれる?
気づく人になれる?
やはり自分でやってみることが大切で、自分で経験することが想像力を育み、人の痛みが分かる人になれるのではないかと思います。
動物や植物のお世話をする、本を読む、お手伝いをする、そんな体験も大切ですね。
大きくなったら勝手にできるものではなく、小さい時から徐々に身につけてゆくこと…。
ほんの小さなこと…足台を自分でセッティングする、椅子の高さを調整する、レッスンバッグは自分で持つ、聴音などの作業の時、自分たちでテーブルセッティングし、終わったらきれいに拭いて片付ける…。
もちろん楽譜も自分で読みます。
能力を超えたところで結果を出しても後が続きませんよね
当たり前のようですが…。
年齢によってはちょっと難しこともあります。
はじめは少し手伝いますが、小さくてもみんなやります。
次第に自信と自覚ができます。
目が輝いて生き生きとしてきます。
人にやらされているのではなく、自分自身がやっているんだという自立心が芽生えます。
小さな一歩ですが、大きな変化です。
みんな率先して「私がやる!」と、どんどんやってくれるようになります。
待っていたら誰かがやってくれる…そんな風に無意識に感じていたとしたら、ピアノに限らず全てにおいてそうなりがち。
それは“認知”の問題で、脳の躾と思ってくださったら良いです。
そうした取り組みが、誰にも分る目に見える形となって表れるのには、相当年数がかかります。
結果がすぐに表れないようでも、その子の人間としての核となる部分が育っていることがとても重要
目先の出来事に翻弄されず、遠い遠い先に思いを馳せて育ててあげたいですね。
長い年月、子供たちと関わってくることで、その子たちの成長の目標や目的が、人生のずっとずっと先にあるのだと考えるようになりました。
そのとき上手くいかなかったり失敗したように思えても、そこに気付きがあったり学びがあったりします。
また時間が経つと違う側面も見えてくる。
その時その時をじっくり感じ、味わい、考えながら一歩ずつ愚直に歩む。
私にとっても難しことは山積で、反省の連続ですが。。
子供たちは(大人も…)指示されて動く…指示されて動く…を繰り返すうちに心が萎えてくる…とある著名な精神科医の方が語っておられたことです。
結果的にそうなることも…。
近年、親御さん自身が子供の頃からコンクールを受けてこられた世代に代わり、様々な経験をもとに其々考えをもって接して下さっています。
ご自身が経験されると、どれだけ大変なことか、どれほど自分自身に向き合わなければならないか、又どれほど素晴らしいか…身をもって体験されていることは大きいと感じています。
そして、お母様だけでなくお父様も一緒に考えたり楽しんだり、積極的にご参加くださっています。
新しい風を感じています
厳しい時代ですが、希望もたくさんありますね
少しの擦り傷はあっても「自分の人生を自分の足で立って歩いて行ける人」
こういう人の演奏には、説得力があると思います。
その子の人生はその子自身のもの。
演奏は人そのものなんですね