カメラを持っていなかったので、講座の様子をご紹介できなくてちょっと残念でしたが、
今日10/12(月)清水皇樹先生による公開レッスンが行われました。
フランスとロシアに留学されていた経験から、興味深いお話が聞けました。
腕をムチの様に使うこと、スポーツの体の使い方など、
時々生徒さんにもお話をすることもあるのですが、より具体的で解りやすく
とても参考になりました。
まず、打鍵する際の重さ、高さ、スピードなどが音の響きに影響するということ。
鍵盤はテコの原理なので、なるべく端に近いほうで弾く。
また腕をムチのように使う際、上腕からの動きを意識する。
例えば、野球選手の投球、あるいはテニスのスウィング等のように・・・
そして、ボールを投げる瞬間が一番スピードがかかっている。
また、サッカー選手のキックする動きもテコの原理など、あらゆるスポーツの
動きと関係していることなど興味深いお話でした。
キラキラした音を出すとき、音をつかんで打鍵のスピードを使う。
手首は呼吸など、具体的で分かりやすい内容で、みなさん納得でした。
また、いろいろな絵画や文学、ピアノ以外のオーケストラや、オペラなど
興味を持って、自分の視野、教養を身につけなければならないことなど
わかってるつもりでも、なかなか実行に移せなことなど反省です(>_<)
生徒さんも、いつもと違う視点からレッスンを受けることができて
とても参考になったと思います。
先生方からも好評で、清水先生の素晴らしい音でリサイタルを開いてほしいという
要望も、多数ありました。
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