この間、古本屋で「みすずかる」という本を見つけました。
まどかまこはペンネームで、本名は美鈴なのでつい気になってしまいました。
それに、初めて知った言葉なので、意味を考えてしまい、私の場合は「美鈴軽」ではなく「美鈴重(みすずおも)」なのにと、笑ってしまいました。
「みすずかる」とは、「みこもかる」(水薦苅・三薦苅)が万葉集などで誤読されて広まった、信濃にかかる枕詞(まくらことば)だそうです。
信濃は、湖や沼が多く水の中に薦(こも)という植物が多く生えているので
「みこもかる」が枕詞になったのです。
「あおによし」は、奈良にかかり、「たらちね」は垂れた胸のことで、母にかかる枕詞です。いい間違いを、糸井重里が、「いいまつがい」と言う言葉を作って広めていますが、何でもまつがいは多いものです。
柳条湖(りゅうじょうこ)は、日中戦争の時「柳条溝」と書き間違えたので、古い新聞にはどれを見ても「柳条溝」になっています。自分の名前が、戸籍謄本を見て、初めて漢字が違っていたという話もありましたが、笑えないまつがいは、無しにしたいものです。
私の住んでいる駅にあった古本屋が5件なくなりがっかりしていたら、いつの間にか隣の駅に大きなチェーン店が2件できていました。
3冊売ったら50円でしたが、三浦綾子さんの「ちいろば先生物語」の本を105円で買いました。
この本のモデルになった榎本保郎牧師が書かれた「ちいろば」は、持っていますが、三浦綾子さんの本は資料として買いました。
ちいろばとは、イエス様がエルサレムに入られ時、お乗りになった子ろばのことで、能力のないものを意味しています。榎本牧師が京都で伝道されていた時、信徒が「榎本牧師がいなくなったら教会に来ない。」と言って彼をほめているのを聞いて、信徒が自分に頼り神様に結びつかなかったことを知り、その教会を去る決心をされました。
苦労して開拓し、成功している教会を去ると言うのは、なかなかできることでありません。
感動的なお話がたくさん出てくるので、お薦めです。
ところで、今日は活性水素水を買いに行ったら、315円のポリタンクをただでいただきました。
夜は、鳥専門店で、からあげをただでいただきました。いつもいつも、おまけやただの物をいただいて、か・感謝です。