まこねこまどかブログ

マンガ家まこねこの気ままな日記

ヘボンの不思議なお話

2012年10月17日 | 宣教師たち


今、ヘボンのデーターを作っています。
前にマンガ「一粒の麦」でヘボンを中心に描いた作品があります。
多少、手直ししないといけないと思いつつできないでいます。
ところで、このヘボンは、本当はヘップバーンと言いますが、日本人が発音できないのでヘボンと呼ばれました。
フルベッキも、バーベックが本当ですが、同じ理由でフルベッキとなりました。
ヘボンは、ヘボン式ローマ字を作り、日本における初めての和英辞典「和英語林集成」も作りました。
聖書の翻訳も、聖書翻訳委員会を作って完成させました。
「和英語林集成」は、すごく売れましたが、明治19年の第三版の時に版権を出版社に売りました。
当時のお金で、一万円でした。
明治40年の1万円は平成10年の1,088万円だそうで、それから行くと単純に1,100万円位ですね。
そのお金を、自分が総理をしていた明治学院に寄付したので、そのお金でヘボン館を作る費用に充てました。
在日33年後の明治22年、ヘボンは77才でアメリカに帰りました。
アメリカの自宅には、高橋是清なども訪問しています。
そして、1911年(明治44)9月21日、午前5時、96才で亡くなりますが、その同じ日の早朝、明治学院のヘボン館が、原因不明の火事で焼失したのです。
これは、本当に不思議ですね。


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