「はい、できるまで3回続けて」
「はい、だめ~。最初から」
「あと2回」
「残念、最初から」
昨日はタンゴとワルツの、いつまでたってもできないところを、シャドウで重点的にしごかれた。
連続5回成功させないとOKがでない。
一度でも間違うと最初からになる。
音楽に合わせて自分でカウントをとって踊る。
いつもは相手にまかせていたので、必死で音楽を聞くようになる。
「わかった」と思うところは「できた」ではない。
身体が覚えてくれなければ、できたことにはならない。
ようやく連続3回をクリアしてから組んで踊る。
そうするとスムーズに踊れる。
連れて行かれるのではなく、自分の足で動いている感覚がある。
今までは、なんとなく動いていたから、モヤモヤとしたところがあった。
それがなくなったのは大収穫。
終わってから注意点をメモしようと思ってノートを開いたら、
とっくに言われていたことだった。
ちゃんとメモをしているではないか。
書いても覚えられない。
覚えるのはやっぱり身体で、ってことかもしれない。
せまい家の中では、身体で練習はできないけれど、せめてもイメージはなくさないようにしなくては。