この作品ってバウ(注)の方がいいような気がする。
大劇場でやるには、役が少ないし衣裳も映えないものばかり。
そのうえせりも回り舞台もほとんど使わない。
内容も盛り上がりにかけていた。
ただ、最後の場面が舞台から映画の中に入っていくのはよかった。
ショーは楽しんだ。元を取ったような気分。
久しぶりの酒井先生のショー。
宝塚90周年記念だからだろう。
酒井先生の作品は佳作的な感じで小洒落たものが多かった。
今までのを知っていると期待するのも当然。
そして期待通り、昔の宝塚ファンにとっては楽しめるものばかり。
モンパリからのシャンソンメドレーは懐かしい。
セマニフィーク、夜霧のモンパルナスって誰が歌ってたかしら。
舞台で見た?それともディナーショー?
セマニフィークは鳳蘭さんだったかも。
そしてスペインもの。
男役がカッコよく見えるダンスの1つがこれ。
ターバンを巻いた闘牛士スタイル。
これぞ宝塚!
今度はパソをやりたいな。
ラインダンスの振り付けもよかった。
誰の振り付けだろう。
くるくると回転がとても華やか。
タンゴのリズム。
あ、でもこれは・・・・。
日本物のショー「花夢幻」ではないか。
トップの衣装も素敵で、またもや宝塚らしさを堪能。
欲を言えば、ここはトップだけのダンスを観たかったな。
今回の衣装はどこかホッとする。
奇抜でもなく優しい感じ。
いい意味での野暮ったさもあり、お洒落さもあり・・・。
最近はトップの顔と名前しかわからない。
まるで宝塚初心者。
そして芸名も難しすぎて読めない。
トップになったひとの芸名は覚えやすい人が多い。
それもトップの条件?
またまた楽しんできた宝塚。
だからいつまでたっても止められない。
注:バウ
バウ・ホール 宝塚大劇場に隣接する客席500余の小劇場。
若手スターの登竜門でもあり、実験的な舞台をすることもある。
宝塚のツリー
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