新しく始まった朝ドラ。
結構面白く見ている。
芝居小屋、そこで働くお茶子の話だけれど
時折出てくる芝居の様子が面白い。
昨日と今日は歌舞伎でその一場面を観せてくれたけれど
あれは
「夏祭浪花鑑」
団七の舅殺しの一場面。
強欲な舅をつい殺してしまうというのだけれど
この場面、水、泥が使われていて見どころになっている。
私は何回か観ているけれど、
十八代目中村勘三郎丈のが今でも思い出される。
パルコ劇場でやったのだけれど
この時の演出がすごい。
この舅殺しも水や泥が大量にはねていて
役者は泥まみれの演技
そして最後に逃げる場面では
舞台奥が空いてそこにパトカーが。
これには客席がわいた。
こういう新しい演出で古典歌舞伎を面白くしてくれた勘三郎さんの舞台が
一番好きだった。
今は制約があって自由に観ることができないが、
役者さんたちがそれぞれの舞台を頑張って観客を楽しませてくれている。
来年からは通常公演になる。
また歌舞伎を楽しめる日が来るのがうれしい。
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