マリーン日記

絵画制作を中心の私の毎日を紹介します。

マリーン日記ーポルトガル旅行

2020-02-26 18:03:28 | 旅行
日本は、寒いとか、コロナウィルスの感染者が増えてきたと騒いでいる中、7日間のポルトガル旅行に出かけました。
ポルトガルは、暖かく、雨の日もなく、春のような素敵な日々でした。
パリで乗り換えだったので、14~15時間かかりました。
まずはリスボンから周って、北に向かい、オビドス、トマール、コインブラ、ポルトからスペインの、サンチャゴ・デ・コンポステーラと行って、
ポルトに戻り、最終日は、ポルトで自由行動でした。
           
              
リスボンは、テージョ川の近くの町で、川沿いの、ベレンの塔や、発見のモニュメントを見て回りました。
エンリケ航海王子は、有名で、15世紀初めにヨーロッパの列強が、争っていた時代に、ポルトガルは未知の海に乗り出し、輝かしい大航海時代を作った創始者ということだ。
その近くの、ジェロニモス修道院は、エンリケ航海王子とバスコダガマの偉業をたたえ、また新天地開拓へと乗り出していく航海の安全を願って、マヌエル一世が着工したマヌエル様式の修道院です。
ロープや、サンゴなどの大航海時代を象徴するモチーフで飾られていて、豪華でした。
          
リスボンの街中を歩いて、金でできたフリグラナ細工を見たり、して、ロシオ広場に集合。
オプションで、シントラの王宮と、ロカ岬へ。
シントラは、深い山の中にあり、豪華な城館や、貴族の別荘がたくさんあって、王宮もきれい。
           
     
ここには、歴代の王が住み、ムデハル、ゴシック、マヌエル、ルネッサンスなどいろいろな建築様式が見られた。
発見のモニュメントにも刻まれているフィリパ王妃も住んだという。    
この時期、人も少なくて、観光もスムースにできて、良かったです。

天気がいいので、ユーラシア大陸最西端のロカ岬も、大西洋まで見渡せて~ でも風は強かったです。
          
ちょうど自転車で、世界一周をやっている男性がいて、やっと目的地に着いたと言っていました。

次の日もいい天気で、城壁に囲まれた小さな町、オビドス散策です。
1282年ディニス王が、王妃イザベルにこの町を贈ったそうで、アズレージュの門やサンタマリア教会や、城壁など見て
          
          
道の両側のお土産屋をのぞきながら戻ると、
大変、集合時間です。走って、4分遅れて到着でした。
お昼は、干しだらの入ったバカリャウ料理。 結構いけました。
     

トマールでは、テンプル騎士団などのキリスト教修道院を見ました。
馬に乗っても入れる教会ということで、入り口など高くできていて、修道者の部屋がいくつもありました。
          
          

コインブラは、コインブラア大学の町。
世界中から学生が集まるそうです。本を大事にし、古い図書館の方は、撮影も禁止で、蝙蝠を飛ばして、本の虫を食べてもらうそうです。
          
         
          
こんな昔の城壁のようす。 城壁の中に、多くの家が建って~ 上から見ると素敵な風景です。

そして、まもなくカーニバルということで、子供たちの仮装行列が通り過ぎていきました。
          
エッグタルトは、ここで有名なお菓子。

ポルトガルの第2の大きな町、ポルトに着き、自由行動の前に、ぐるっと、街歩きをしました。
エンリケ航海王子の像が立つ広場やドン・ルイス一世橋、大聖堂など、スケールの大きな建造物がいっぱい。
                
サンベント駅は、物語の絵になるアズレージョが見事でした。
                    
      
レロ・エ・イルマオン書店は、100年前の書店で、ハリー・ポッターの作者が通っていたそうです。
チケットが必要で、お客がひしめき合っていました。

スペインの、キリスト教3大聖地、サンチャゴ・デ・コンポステーラまでは、ポルトから230km。
いつもは、巡礼者が、ホタテの貝殻とひょうたんと杖を持って、季節のいい時期には、あちこちからお参りに来るそうです。
この日は、ほんのわずかのようで、オブラドイロ広場には、人が少なかった。
          
           
カテドラルは、修復中。元修道院は、ホテルになっていて、市庁舎もカテドラルの向かいに。

ポルトの自由行動の日、、もう大体周っているので、ドウロ川クルーズに行くことに。
10時からということで、券売り場に行って見ると、お釣りも用意してないし、話をしながら応対がのんびりしすぎ。
やっと船に乗って、ドンルイス1世橋、インファンテ橋、1877年完成のもっとも古いドナ・マリア・ピア橋、フレイショ橋と周って、一番下流には、アラビタ橋があって、川から眺める街の風景も素晴らしかった。
               
       
近くのサン・フランシスコ教会は、「ジェッセの樹」とよばれるキリストの系図があって、必見とのこと。
「金泥細工のバロック装飾の教会がどこにあるの?」と探して、係りの人に聞いたら、
一度外に出た向い側にあって、天井も、壁も柱のつる草、鳥、天使の彫刻もきらきら。
          
お昼は、写真付きのメニューのあった店で好きなものを食べて、集合場所へ。
      

この旅行は、アーモンド、カタバミ、シャクナゲ、椿、木蓮やチューリップまで咲いていて、思ったより彩のある景色になっていました。
          
日本は、まだ冬のようで、もっとポルトガルにいたかったなあ。    
コメント
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