シータ嬢
9月22日に虹の橋を渡りました、21歳。
この写真は亡くなる前の日の朝。
ワタシが撮った最後の写真。
いつかお別れの日が来るという事は、
彼女が19歳を迎える頃から覚悟していました。
わが家歴代1位のご長寿でしたから。
でも本当のところ、「覚悟してた」ってのは頭の中でだけ。
ぜんぜん覚悟なんてできていませんでした。
ず~っと、このままだと思ってた、心では。
いつも2階のヒト寝室で、ワタシの枕の上にドンと乗っかって寝ていた彼女。
その日もいつものように、朝方まで枕の上で寝て、
朝、ヒトより先に1階の台所(エサ場)に降りて、いつものように座っていました。
いつものように大好きな「ちゅ~る」を出したけど、食べる気配はなく、
強制給仕も受け付けず、水すら受け付けず。
ついに来てしまった・・と思いました。
その数日前から、後ろ足がおぼつかない歩き方をしていました。
でも、ヒトベッドにも自力で上っていたし、
階段の上り下りも自力でできていました。
水すら受け付けなくなった少し後、
リビングを歩いているとき、
後ろ足から崩れるように倒れてしまいました。
その後、敷物の上に横に寝かせ、時々、シリンジで水を飲ませてみましたが、
口にはほとんど入っていないようでした。
一番上の写真は、この頃撮ったものです。
翌日の夕方。
寝かせたそのままの姿で、静かに旅立っていきました。
ホントに静かに。。
「眠るように・・」というのは、きっとこんなこと。
ロウソクの灯が消えたようでした。
もっと早い時期にブログにあげないと、と思っていたのですが、
ヒトの心がついていけませんでした。
やっぱり、まだダメだ。
21年の月日は長かった。
ネコとしては大往生です。
「はなまる」だったよ、シーちゃん。
ありがとう。
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