君の名は。その２ 考察編

君の名は。その２　考察編
　

　宮水三葉と奥寺ミキ先輩♪





　「生きている限りバッドエンドはない」
ピース又吉の『火花』より引用。






　映画『君の名。』は、この美しい彗星から
始まります。


　この彗星の名はティアマト彗星です。







　『君の名は。』のモデルとなった作品に
映画『オーロラの彼方へ』があると
思います。



　『君の名は。』はおそらく彗星が原因
で、あのようになりました。



　そして３年という時間差。



　そして『オーロラの彼方へ』は太陽フレア
（最近、発生しましたね）によるオーロラが
原因で、あのようになりました。



　そして、こちらは３０年という時間差です。







　と思っていたら『ガンツ』や『いぬやしき』の
奥浩哉先生も『君の名は。』と『オーロラの彼方へ』
が似ている、と書いていました↓



奥 浩哉‏ @hiroya_oku · 2016年8月28日

君の名は。に似た設定の映画は名作揃いです。まず、大林宣彦監督の転校生。オーロラの彼方へ。虹色ほたる。君にしか聞こえない。イルマーレ。





　・・・よくある設定と言えば設定
ですよね・・・（＾-＾;）







　ユキちゃん先生かわいい♪



　実は、このユキちゃん先生の授業で
大事なことを言っている気がします☆



　それは、

誰そ彼（たそかれ）」＝「黄昏（たそがれ）」







　「誰そ彼？（たそかれ）」＝「黄昏（たそがれ）」



　誰そ彼？＝あなたは誰ですか？



　誰そ彼？＝君の名は？



　おそらく、これがタイトルの元ネタと
思われます。



　ではなぜ「黄昏（たそがれ）」なのか？







　「黄昏（たそがれ）」のときは、薄暗く
人の顔の見分けがつきにくいので人と出会うと
むかしの人は「あなたは誰ですか？」と
尋ねました。







　ここの姉妹の会話も重要なんですが・・・。



　薄暗い夕方に会うのは人だけではなく
人ならざるものと出会うときもあります。



　夕方や薄暗いときは、明るいときと暗いときの
境界があいまいなので、人ならざるものと
出会うことも多くなります。







　民俗学者の柳田國男（角川春樹の父
角川源義はこの柳田國男に学びました）は
人と、人ならざるものを区別するときに
「もしもし」と声をかけたそうです。



　それは、人は「もしもし」と答えることが
できるのに、人ならざるものは「もし」としか
答えることができないからです。







　これは想像ですが、このシーンで
「君の名は？」と聞いて相手が答えることが
できなかった理由は、相手がこのときすでに
人ならざるもの、となっていたが故
なのかもしれません。







　この二葉おばあちゃんと三葉と四葉の
シーンはなかなか良いのです☆



　ここで、二葉おばあちゃんの話す
紐（ひも）と結び（ムスビ）のシーンも
なかなか重要だと思います☆







　それは『君の名は。』が、ある意味
紐（ひも）のように人と人が結ばれる
作品だと思うからです。



　そして三葉と四葉の家は神社の家系ですが
「ムスビ」という御名の神様は多いので
関係はあると思います。



　紐を結わいてる三葉と四葉、かわいい♪







　『君の名は。』のストーリーは
二転三転します。



　そこでは三葉の孤独な戦いが描かれるのです
が・・・。







　早耶香は協力してくれますが、
ユキちゃん先生にバレてしまいます。



　ここら辺ちょっと『マトリックス』的


　
　押井守の『ビューティフルドリーマー』の様に
仲間と困難を経験する「ともだち」感覚が、
楽しい、と思います。







　三葉や仲間たちの奮闘で悲劇的な運命は回避
できました☆







　ラストは念願叶った三葉のシーンで幕と
なりますが・・・☆







　私は『君の名は。』の三葉と奥寺先輩に百合を
感じました♪



　そう思った人は大勢いて『怜-Toki-』の
めきめき先生も、その１人です☆





めきめき@怜-Toki-6/25開始 ‏@mekimekix · 8月26日

@neutrin ヒロインまで私が先輩としたかったのにぃとか言い出すからもう収集つかず潰れるペットボトル。やはり百合み感じたよね・・・



めきめき@怜-Toki-6/25開始 ‏@mekimekix · 8月26日

@neutrin それな！先輩の失望感な！先輩完全に才能ある人って思ったし、ヒロインの涙の意味が最初「え？ヒロインも百合？？？」ってなって頭だいぶたいへんだったね。








　『明るい記憶喪失』の奥たまむし先生も
『君の名は。』に百合を感じたそうです♪







　次回は竹宮ジン先生の、
『まぶしさの向こう側』をお送りします♪



　その次は『シノハユ』、『やがて君になる』


　または、『NEWGAME!』

『響け！ユーフォニアム』

『戦姫絶唱シンフォギア』

『ハイスクール・フリート』

『リトルウィッチアカデミア』

劇場版『ガールズ＆パンツァー』

を予定しています☆



　『魔法少女リリカルなのは Reflection』が
公開されたので『リリカルなのは』や
『ストライクウィッチーズ』もなにか書けたら
いいな、と思っています♪



　９月１９日に『デストロ２４６』の
高橋慶太郎先生の新作『貧民、聖櫃、大富豪』が
発売されますので、この作品も予定しております☆



　映画『関ヶ原』見てきました。



　書き下し中。





　前回の『スパイダーマン　ホームカミング』の
感想も完成したので、そちらもよかったら見て
ください☆