舞-HiME
核となるストーリーは
主人公の女子高校生・鴇羽舞衣(ときは・まい)
はGWを利用して弟の巧海とともに転校する
風華学園へと行くためフェリーに乗っていました。
(美星海岸とか出てくるし鳴門海峡の大橋らしきモノ
があるので四国あたりか?)
途中、
溺れていたなぞの少女・美袋命(みなぎ・みこと)
を舞衣の人工呼吸で助けたり、
(ちなみに舞衣のファーストキス)
なぞのライダー玖我なつき(くが・なつき)に、
「風華の地には行くな!」と警告されます。
いったい風華の地になにがあるのか?
と思うヒマもなく命となつきのバトルのまきぞえで
フェリーはまっぷたつ。
(ギャグ風でたぶん死んだ人はいない)
この事件は後に「あかつき号事件」と呼ばれる事になる。
(ないないwそういえば、あの事件も四国でした)
何がなんだかわからず、そのまま風華学園へ
瞬間移動(?)
舞衣「はいーっ?この学園ってなに?」
舞衣のくちぐせは「はいーっ!?」です。
十三人の乙女(?)を中心に恋に文化祭に海水浴に
部活にカラオケ、ラーメン、バイト、妖怪退治、
しまいには軍隊とも戦ったりの大活躍。
十三人の乙女+αも、
生徒会長、秘書、シスター、くのいち、ロボ、
姉貴、野生児、母性、復讐鬼ライダー、
白無垢、妹、ギャル、百合、メイド
と実に様々です。
ちなみに私は十三人全員タイプでしたw
一番好きなのは命(ミコト)ですが。
萌えポイント
命を助けるために人工呼吸をした後
「あれが私のファーストキス」
とドキドキときめき赤くなる舞衣。
触れ合う少女と少女の柔らかい唇。
互いのぬくもりを肌で感じ合う二人。
将来、夫婦となる二人の運命の出会いでした。
(だって舞-乙HiMEでは一緒に暮らしていますし)
珍しいセーラー服姿の命、子犬のように
人なつっこそうな命、
はあっ、かわいい。
頭をよしよしよしと、なぜたい。
「舞-HiME」はサンライズが初めて「萌え」を目指し
て作った作品だそうです。
たしかに十三人の乙女たちを中心にストーリーは
進んでいきます。
しかしPD古里尚丈氏は、
「萌えを作ろうとしたが、船をまっ二つにした時点で
諦め自分の持ち味を生かしサンライズが今まで培った
エッセンスをこめた」
と言っています。
また
「必要のない力を得た少女たちが振りまわされ
それでも克服して日常を取り戻す話。」
とも言っていました。
舞-HiMEでは男性はだいたい女性を精神的に
支えるか守られる立場です。
いわば舞-HiMEは極めて少女マンガ的な女性
たちの話であり、また自立の話なのかもしれません。
女の子たちの恋や友情、百合がメイン。
(舞乙女は西洋騎士物語、三銃士、滅亡しそうな
王国を復興させる話だそうです。)
キャラデザの久行氏はギア戦士電童でも
有名ですが電童やザイバーから結構キャラの
引用をしています。
ほらあのキャラとかあのキャラも。
舞衣、なつき、碧の三人が電童の
C・DRiVE・三人娘から流用したそうです。
ケガのなんとやら。シリーズ構成がごにょごにょで。
ちなみに舞-HiMEに一文字だけ小さいiが入って
いるのもC・DORiVEがモトネタ。
本当は「萌え~」とかオタクっぽく書いてみようと
思いましたが難しいものです。
私が「舞-HiME」を好きな理由は、それだけでは
ありません。
スタッフが古典や歴史に詳しそうなところもツボでした。
十三人の姫たちのチャイルド(ポケモンやスタンド
のような謎の存在)を思いついたのが
「モーツァルトのオペラ」だったなんてセンス
いいですよね。
古里氏曰く
「2002年の上演のミュージカル『モーツァルト』
でモーツアルト自身の才能を彼の幼少時代の姿を
した化身で表現する演出からチャイルドの
インスピレーションを得た」そうです
プロデューサーの古里尚丈氏は「勇者シリーズ」を
手がけた人で舞-HiMEにはそこ、ここに
「勇者シリーズ」を彷彿させるようなシーンが
あります。
古里氏はラピュタで制作進行をつとめた人だそう
で、さりげなくラピュタネタを入れたりも
していますw
基本がしっかりしていればこそ良品が作れるってモンです。
舞-HiMEは後半がらっと雰囲気が変わりシリアス
になりますが、まずは楽しい学園ライフを紹介します。
次回はメインの鴇羽舞衣、美袋命、玖我なつき
三人の少女について説明したいと思います。
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