百合とオレンヂ城Ⅱ

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舞-HiME その1

2006-05-17 20:24:00 | 日記

舞-HiME
 
 核となるストーリーは
 
 主人公の女子高校生・鴇羽舞衣(ときは・まい)
はGWを利用して弟の巧海とともに転校する
風華学園へと行くためフェリーに乗っていました。


(美星海岸とか出てくるし鳴門海峡の大橋らしきモノ
があるので四国あたりか?)

 
 途中、
 溺れていたなぞの少女・美袋命(みなぎ・みこと)
を舞衣の人工呼吸で助けたり、
(ちなみに舞衣のファーストキス)
 なぞのライダー玖我なつき(くが・なつき)に、
「風華の地には行くな!」と警告されます。
 
 
 いったい風華の地になにがあるのか?
 

 と思うヒマもなく命となつきのバトルのまきぞえで
フェリーはまっぷたつ。
(ギャグ風でたぶん死んだ人はいない)
 

 この事件は後に「あかつき号事件」と呼ばれる事になる。
(ないないwそういえば、あの事件も四国でした)


 何がなんだかわからず、そのまま風華学園へ
瞬間移動(?)


舞衣「はいーっ?この学園ってなに?」


舞衣のくちぐせは「はいーっ!?」です。




十三人の乙女(?)を中心に恋に文化祭に海水浴に
部活にカラオケ、ラーメン、バイト、妖怪退治、
しまいには軍隊とも戦ったりの大活躍。
 
 
 十三人の乙女+αも、
生徒会長、秘書、シスター、くのいち、ロボ、
姉貴、野生児、母性、復讐鬼ライダー、
白無垢、妹、ギャル、百合、メイド
と実に様々です。
 
 ちなみに私は十三人全員タイプでしたw

 一番好きなのは命(ミコト)ですが。






萌えポイント

 命を助けるために人工呼吸をした後

「あれが私のファーストキス」

とドキドキときめき赤くなる舞衣。
 
 触れ合う少女と少女の柔らかい唇。

 互いのぬくもりを肌で感じ合う二人。 
将来、夫婦となる二人の運命の出会いでした。
(だって舞-乙HiMEでは一緒に暮らしていますし)
 

 珍しいセーラー服姿の命、子犬のように
人なつっこそうな命、
 はあっ、かわいい。
 頭をよしよしよしと、なぜたい。




「舞-HiME」はサンライズが初めて「萌え」を目指し
て作った作品だそうです。

 たしかに十三人の乙女たちを中心にストーリーは
進んでいきます。
 
 しかしPD古里尚丈氏は、

「萌えを作ろうとしたが、船をまっ二つにした時点で
諦め自分の持ち味を生かしサンライズが今まで培った
エッセンスをこめた」

と言っています。


また 

「必要のない力を得た少女たちが振りまわされ
それでも克服して日常を取り戻す話。」

とも言っていました。
 
 
 舞-HiMEでは男性はだいたい女性を精神的に
支えるか守られる立場です。
 
 いわば舞-HiMEは極めて少女マンガ的な女性
たちの話であり、また自立の話なのかもしれません。
 
 女の子たちの恋や友情、百合がメイン。


(舞乙女は西洋騎士物語、三銃士、滅亡しそうな
王国を復興させる話だそうです。)
 

 キャラデザの久行氏はギア戦士電童でも
有名ですが電童やザイバーから結構キャラの
引用をしています。
 
 ほらあのキャラとかあのキャラも。
舞衣、なつき、碧の三人が電童の
C・DRiVE・三人娘から流用したそうです。
 
 ケガのなんとやら。シリーズ構成がごにょごにょで。
 
 ちなみに舞-HiMEに一文字だけ小さいiが入って
いるのもC・DORiVEがモトネタ。
 
 
 
 本当は「萌え~」とかオタクっぽく書いてみようと
思いましたが難しいものです。
 私が「舞-HiME」を好きな理由は、それだけでは
ありません。
 スタッフが古典や歴史に詳しそうなところもツボでした。
 
 
 十三人の姫たちのチャイルド(ポケモンやスタンド
のような謎の存在)を思いついたのが
「モーツァルトのオペラ」だったなんてセンス
いいですよね。
 


古里氏曰く
「2002年の上演のミュージカル『モーツァルト』
でモーツアルト自身の才能を彼の幼少時代の姿を
した化身で表現する演出からチャイルドの
インスピレーションを得た」そうです
 
 
 プロデューサーの古里尚丈氏は「勇者シリーズ」を
手がけた人で舞-HiMEにはそこ、ここに
「勇者シリーズ」を彷彿させるようなシーンが
あります。
 
 古里氏はラピュタで制作進行をつとめた人だそう
で、さりげなくラピュタネタを入れたりも
していますw
 基本がしっかりしていればこそ良品が作れるってモンです。
 
 
 舞-HiMEは後半がらっと雰囲気が変わりシリアス
になりますが、まずは楽しい学園ライフを紹介します。



 



 次回はメインの鴇羽舞衣、美袋命、玖我なつき
三人の少女について説明したいと思います。



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