◆シムーン24~26話感想
シムーンDVD9巻を買いようやく最終話まで
見る事ができました。
カイムやアルティの子供時代が可愛かった、とか
モリナス、ワポーリフの関係とか、各キャラ
それぞれの関係や、その後の決断が描かれました。
◆ユンの見つけた答え
その中で印象に残ったのがユンの決断でした。
ユンはメンバーの中で一番巫女っぽいと思っていました
が、かつての仲間たちやマミーナ、アングラスたち
亡くなった者たちの魂を救いたいという思い、
等からオナシアの意思と立場を継ぎました。
「オナシア、あなたは美しい」
アーエルとネヴィリル以外の巫女が泉に来た時
戸惑う巫女たちの中でただひとり、ユンの姿を見て
納得したのが、やはり巫女らしかったロードレアモン
だったのは、納得する流れでした。
各キャラが女か男かどちらの性を選択したかは、
だいたい納得しました。
パライエッタは実は一番乙女ちっくでしたよね(笑)
ユンにしろ、アーエル&ネヴィリル、リモネ&ドミヌーラ
にしろ結果的に性別を選ばない永遠の少女になった訳ですよね?
◆成長したリモネ
ある少女にパルになって欲しいと告白されても、
リモネにはドミヌーラしかいない、という態度でした。
ついにドミヌーラはリモネのハートを完全にゲットしました
よくわからないのは、村にシムーンが何台かあるのと、
ドミヌーラの体がオナシアのようになっていた(?)
ことですが?
そして巫女たち、いや宮国の思いを受けて「永遠の少女」
として泉へ向かうことなく、翆玉のリ・マージョンで
異世界へと旅だったアーエル&ネヴィリル。
アーエル「どうして、こんなに胸が痛いんだ?」
ネヴィリル「そう、それが恋よアーエル」
ふたりの思いはやっと結ばれました
やっと自分の気持ちに素直になれました
◆監禁中ですが
その思いの強さは壁こしでもお互いの気持ちが
通じるほどです
壁越しに手を、そして口づけをします
ネヴィリルもパライエッタとの気持ちを清算します。
踊りながら
「私は傷つくのが怖い、アーエルとアムリアは傷つくのを
恐れない」
「私は今でもシムーン・シヴュラなのでしょうか?」
ネヴィリルのこの演説が後でまた意味を持つとは
思いませんでした。
グラギエフとアヌビトゥフの「君は今でもシムーン
シヴュラなのかもな」
実はこの辺りのセリフは含みがあるといいますか、
何通りにも解釈が可能なのであえて断定はしません。
ただ泉に向かった巫女達が話したセリフがかなり印象的
でした。
「誰も相手はわからない」
「わかろうとするから落ちていく」
「落ちていく途中でどこかに手をかける。
でも怖くなって手を離してしまう」
「そして底にボクがいる」
シムーンは少女たちがわかり合う話、
という側面もあったのは間違いないでしょう。
皆で「永遠の少女」アーエルとネヴィリルを
シムーンで送ります。
(嶺国の巫女まで協力したのは感動的でした)
◆
翆玉に、「永遠の少女」に、皆の思いを込めて