この週末はずっと富山大学での日本倫理学会に参加していますが、
昨日は 「カント倫理学と現代」 という主題別討議で提題発表者を務めさせていただきました。
カント研究者ばかりが集まる日本カント協会やカント研究会ならいざ知らず、
日頃からカント倫理学を目の敵にしている倫理学者たちが全員集合する日本倫理学会で、
カント倫理学に現代的意義があるということを主張しなければいけないのですから、
むちゃくちゃプレッシャーがかかります。
しかも、今回はカント関係の発表も多いためカント研究者たちも大挙して富山に押しかけていますが、
彼らは発表者をサポートしてあげようなんていう気持ちはひとっかけらもなく、
少しでも日和見的なことを言ったり、
質疑応答で下手くそな回答をしたりしたらお前は何やってんだと足を引っ張る気満々ですから、
針のむしろとはこのことです。
厳しい3時間ではありましたが、質疑応答は盛り上がったし、
私はあまり上手く答えられなかった場面も多々ありましたが、
まあ最終的に言いたいことはだいぶ言えましたので、とりあえず成功と思いましょう。
懇親会でも日頃話したことのないようなさまざまな分野の先生方から声をかけていただき、
とても楽しい企画であった
(=日頃から敵視していたカント学者に対して言いたい放題言えて満足している)
と評価していただいたので、いちおう自分の任は果たせたのだと思うことにいたしましょう。
さて、懇親会も2次会も終えてみんなとの別れぎわ、どこのホテルに泊まってるのという話題になり、
けっきょくふなちょに、あのホテルに泊まっているということを白状したところ、
彼はやっぱりちゃんと知っていて、激しく罵倒というほどではありませんが、
なんでそんなところに泊まってるんだと責められてしまいました。
やはりポリティカルに生きていくためにはいろいろなことを知っておかなければならないようです。
ホテルに戻り、疲れ切って用を足していると、
昨日から何度も見ていたはずのトイレットペーパーが目に入りました。
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1つは未使用で外袋がかかっていますが、それをよく見てみるとこんな文字が書いてあります。

Always Pleasant Amenity。
まあこれはいいんですがさらに、JAPAN … APA で 「日本の中心」 なんだそうです。
なーるほど、アパホテルのアパはそういう意味だったんですか。
私はてっきりアパマンショップとかと同じで、アパートのアパなのかと思っていました。
たいへん失礼いたしました。
もっと高い志にもとづくネーミングだったのですね。
だからホテル名を聞いただけで政治的ホテルだと気づかなければいけなかったのですね。
無知なノンポリではいけないということを思い知らされた富山旅行でした。
昨日は 「カント倫理学と現代」 という主題別討議で提題発表者を務めさせていただきました。
カント研究者ばかりが集まる日本カント協会やカント研究会ならいざ知らず、
日頃からカント倫理学を目の敵にしている倫理学者たちが全員集合する日本倫理学会で、
カント倫理学に現代的意義があるということを主張しなければいけないのですから、
むちゃくちゃプレッシャーがかかります。
しかも、今回はカント関係の発表も多いためカント研究者たちも大挙して富山に押しかけていますが、
彼らは発表者をサポートしてあげようなんていう気持ちはひとっかけらもなく、
少しでも日和見的なことを言ったり、
質疑応答で下手くそな回答をしたりしたらお前は何やってんだと足を引っ張る気満々ですから、
針のむしろとはこのことです。
厳しい3時間ではありましたが、質疑応答は盛り上がったし、
私はあまり上手く答えられなかった場面も多々ありましたが、
まあ最終的に言いたいことはだいぶ言えましたので、とりあえず成功と思いましょう。
懇親会でも日頃話したことのないようなさまざまな分野の先生方から声をかけていただき、
とても楽しい企画であった
(=日頃から敵視していたカント学者に対して言いたい放題言えて満足している)
と評価していただいたので、いちおう自分の任は果たせたのだと思うことにいたしましょう。
さて、懇親会も2次会も終えてみんなとの別れぎわ、どこのホテルに泊まってるのという話題になり、
けっきょくふなちょに、あのホテルに泊まっているということを白状したところ、
彼はやっぱりちゃんと知っていて、激しく罵倒というほどではありませんが、
なんでそんなところに泊まってるんだと責められてしまいました。
やはりポリティカルに生きていくためにはいろいろなことを知っておかなければならないようです。
ホテルに戻り、疲れ切って用を足していると、
昨日から何度も見ていたはずのトイレットペーパーが目に入りました。
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1つは未使用で外袋がかかっていますが、それをよく見てみるとこんな文字が書いてあります。
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Always Pleasant Amenity。
まあこれはいいんですがさらに、JAPAN … APA で 「日本の中心」 なんだそうです。
なーるほど、アパホテルのアパはそういう意味だったんですか。
私はてっきりアパマンショップとかと同じで、アパートのアパなのかと思っていました。
たいへん失礼いたしました。
もっと高い志にもとづくネーミングだったのですね。
だからホテル名を聞いただけで政治的ホテルだと気づかなければいけなかったのですね。
無知なノンポリではいけないということを思い知らされた富山旅行でした。