まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

仕事の友 (その9) ・ Logicool エニウェアマウス

2012-09-25 07:15:11 | お仕事のオキテ

この 「お仕事のオキテ」 のカテゴリーのなかで時おり、
私の 「仕事の友」 を紹介してきましたが、今回久々の投稿です。
とはいえ、今日紹介するのはまだ買ったばかりの商品なので、
現段階では 「仕事の友」 と呼ぶには時期尚早のような気がしないでもありません。
でも、まだ半日くらいしか使っていませんがもう手放せなくなるのは必至と思われます。
ロジクールという会社のワイヤレスマウス、その名も 「Anywhere Mouse」 です。

そもそもこの商品を知ったのは、このあいだの 「9.11 小出さんと温泉だら飲みオフ」 のときでした。
Ustream中継の最中だったか終わったあとだったか忘れましたが、
会の最後のほうで主催者のおひとり座間宮ガレイさんが、
小出さんにそのワイヤレスマウスをプレゼントしますと言い出し、
これがどんなに素晴らしい商品であるかをプレゼンしはじめたのです。
座間宮さん曰く、これは 「人生を変えるマウス」 なのだそうです。
そのプレゼンを聞いていて私もどうしても欲しくなってしまい、すぐに注文したというわけです。
そのとき正確な機種名まで教えてくれました。
それがご覧いただいている 「Logicool Anywhere Mouse M905r」 です。

まずもってこのネーミングがステキですね。
「どこでもドア」 ならぬ 「どこでもマウス」 です。
会社的に一番の売りは、どんなところでもトラッキングできる、
つまり、ポインタを操ることができるということらしいです。
たしかに試してみると、もうマウスパッドなんてまったく必要ありません。
ガラステーブルの上だろうが布団の上だろうが、どこでも使えます。
パソコンを常に持ち歩いて飲み会の最中でもパソコンをいじっている、
座間宮さんのようなブロガーの人たちには手放せないアイテムだろうと思われます。
したがってこのマウスは出かけるときにも一緒に持っていくことが前提となっているようです。
箱を開いてみると、なんと持ち運び用のマウス入れまで付いてました。



真ん中に見えるレシーバーもUSBポートに挿しっぱなしでもいいような小ささです。
それにしてもラップトップコンピュータってマウスなしでも使えるように、
ホイールパッドとかがもれなくくっついているわけですが、
お出かけのときに専用の袋に入れてでもマウスを携帯してしまいたくなるほどの魅力は、
このどこでも使えるという特長だけではないはずです。
座間宮さんが力説していたのはこの↓スクロールホイールの威力でした。



真ん中にあるクルクル回すダイヤルですね。
これを回すことによって上や下にスクロールができるのですが、
今どきのマウスには大体どれにもこれは付いているでしょう。
ところでこのボタンの両脇に小さな左向きの矢印と右向きの矢印が描いてあるのですが、
皆さん、ご覧になれるでしょうか。
これはスクロールホイールをちょっと左に倒すことによって左スクロールができ、
ちょっと右に倒すことによって右スクロールができるという印です。
今までまったく気づいていなかったのですが、
私が現有していたマウスにも同じ矢印 (=機能) がちゃんと付いていました。
ただ、左スクロールとか右スクロールってはっきり言ってフツー必要ありません。
だから今まで一度もそんな機能を使ったことはなかったし、
そもそもそんな機能が付いているなんて知らなかったのです。

座間宮さんのオススメは、このまったく使わない機能を別の機能に割り当てることでした。
具体的には左スクロールアクションを 「コピー」 に、右スクロールを 「貼り付け」 に替えるのです。
設定を変更するためにはロジクールのHPから専用のソフトをダウンロードする必要がありますが、
やってみるとこれは物凄いですっ
例えば、私はもうさっきから使いまくっているのですが、
別の記事や別のHPにリンクを張るために、リンク先のアドレスをコピーし、
こちらの編集画面で該当語句にそのアドレスを貼り付けたいという場合、
いつもだったら、リンク先のアドレスの上で右クリックし、
開いたウィンドウのなかから 「コピー」 を選択して左クリックし、
こちらに戻ってきて該当語句の上でまた右クリックしてウィンドウを開き、
「貼り付け」 を選択して左クリックするという一連の作業をしなければなりませんでした。
全部で6工程ですね。
これが左スクロールアクションと右スクロールアクションの2工程だけで完了してしまうのです。
特に、開いたウィンドウの中にある8つぐらいの選択肢の中から1つを選択するために、
マウスを移動させるというちょっとした行程が意外とメンドくさいのですが、
これがまったく不要になるというのが画期的です。
小出さんは座間宮さんのプレゼンを聞いてもこの凄さがあまりピンと来ていないみたいでしたが、
ブログを書く際に (いやブログだけでなくどんな文章であれ)、
コピー&ペーストってムチャクチャ多用しますので、
この6工程が2工程に短縮されたら人生変わるだろうなあと私は直感的に理解しました。
そして今まさにそれを実感しているのです



このマウスにはさらに左側面に 「進む」 ボタンと 「戻る」 ボタンが付いています。
これも同じように設定変更が可能です。
座間宮さんのオススメは 「アプリケーションスイッチャ」 と 「One Touch Search」 だそうです。
私は自分の使用頻度を考えて、「One Touch Search (検索)」 と 「切り取り」 にしてみました。
今後、自分のライフスタイルに合わせてカスタマイズしていきたいと思います。
なお、先ほどのスクロールホイールですが、上からグッと押すことによって、
フツーの一般的なスクロールと高速スクロールを切り替えることができます。
フツーのスクロールはダイヤル式でカリカリと指で回してあげる感じ、
高速スクロールはホントのホイールみたいに一度回すと勝手にいつまでも回ってくれる感じです。
高速スクロールを使うと、例えばFacebookで数日前の記事を見ようという場合、
延々と下スクロールをしていかなければならないわけですが、
それがもう面白いようなスピードでどんどんスクロールしていくことが可能なのです。
座間宮さんのプレゼンでは触れられていませんでしたが、
この機能も今後そうとう活用されるのではないかと期待しています。

このマウス、はっきり言ってお高いです。
定価で8,680円、ネットで買っても7,000円前後はします。
しかしそれだけ払う価値は十分あるのではないでしょうか。
座間宮さんはある日レシーバー (あのちっちゃいやつ) を忘れてきてしまい、
その日だけホイールパッドで何とかやり過ごすということがどうしてもできず、
家電量販店に飛び込んでレシーバーだけ売ってくれないかと掛け合ってみたけど当然ムリで、
けっきょくレシーバー欲しさにもう1台マウスを購入してしまったとのことでした。
その気持ち、まだ半日しか使っていない私にもものすごくよくわかります。
ちょっと高いかもしれませんが、この価格はたんなるマウスの値段ではなく、
自分の時間を買う金額なのです。
自分の時間、もっと大げさに言うと自分の人生を買っているとも言えるかもしれません。
座間宮さんの言っていた 「人生を変えるマウス」 という表現はけっして誇張ではないと思います。
座間宮さん、ステキな品を紹介してくださってありがとうございました。
新しく加わった仕事の友として、末永いお付き合いをしていきたいと思います。


P.S.
そういえばこのマウスには単3の乾電池が2本入るんだけど、
1本だけでも稼働するようにできてるらしくって (持ち運びの際の軽量化?)、
そういう細かい気配りもさすがだなあと思います。
それにしても私は、別にロジクールから広告料もらってるわけでも、
アフィリエイト収入があるわけでもないのに、なんでこんなに熱く語っているんだろう?
久しぶりにモノ語りをしてしまいたくなるモノに出会ってしまったなぁ。
せっかくだから 「レビューブログ・grupo」 に投稿しとこっと。