まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

飲酒ルール (試案)

2012-11-28 16:02:03 | 人間文化論
大学には未成年から成年に移り変わっていく若者がいますので、
大学のなかで飲酒に関する文化を伝えていく必要があると思います。
これまではそれに類した仕事はすべて学生に委ねられ、
先輩から後輩へと自生的に受け継がれていましたが、
残念ながらそれらは 「倫理」 や 「ルール」 と呼べるようなものからはほど遠く、
まったく誤った方向へと突き進み、学生たちの健康や生命を脅かすものに成り下がっています。
(ex.イッキ飲み文化や新歓で酔いつぶす洗礼など)
彼らの自浄作用はまったく期待できそうにありませんので、
教員の側からきちんと提示してあげないといけないように思います。
というわけで、とりあえずまず私が試案を示してみたいと思います。
これに対し、皆さまからいろいろご意見を頂戴しながら、
時間をかけて整理していければと思っております。


     飲酒ルール (試案)

【他人に対する義務】

1.絶対に他人に対して 「イッキ」 飲みを強要してはならない。

2.絶対に他人を故意に酔いつぶそうとしてはならない。

3.絶対に飲めない人、飲まない人に対して飲酒を強要してはならない。

4.酔いつぶれた人や吐いている人を放置してはならない。

5.自分たちのグループの誰かが暴れたり騒いだりしそうになったら必ず止める。

6.本人が飲みたいものを飲ませてあげる。

7.飲み過ぎている人には水やソフトドリンクを勧める。

8.酔いつぶれた人がいたら家に帰り着くまで面倒をみる。


【自己自身に対する義務】

9.たとえ自分がやりたかったとしても、自ら 「イッキ」 飲みをしてはならない。

10.アルコールに関するいかなる強要にも屈してはならない。

11.酔いつぶれたり、吐いたりするほど飲みすぎないように気をつける。

12.どうしても吐くときは、トイレの大便器で吐く。
    (小便器や洗面台は不可、それ以外の場所などもってのほか)

13.吐くときは、トイレの個室にカギはかけない。

14.酔った勢いで暴れたり騒いだりしてはならない。


【団体としての義務】

15.以上のルールを遵守できる者のみを飲み会の参加者とする。

16.すべての団体は新入会員に以上のルールの重要性を語り継ぎ、徹底させる。

17.団体のなかのどれほどエラい人間にも、以上のルールを破棄・変更させてはならない。


とりあえず、今思いついたのは以上です。
さらに完全義務と不完全義務に分けようかとも思いましたが、線引きが難しかったし、
不完全義務と決めたとたんに守られなくなる可能性もあるのでやめました。
なんかまだまだ忘れてることがありそうな気がしますし、
もっと整理が必要なところもあるだろうと思います。
いろいろとご指摘いただければと思います。