まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

東日本大震災および福島第一原子力発電所事故五周年

2016-03-11 14:46:00 | グローバル・エシックス
先月末に事務方から次のようなメールが来ました。

タイトルは 「東日本大震災五周年追悼式の当日における弔意表明について」。

内容はいたってシンプルでたったの3行。

「人間発達文化学類教員の皆様へ

 標記の件について、文科省から当日14:46に黙とうを捧げることに協力依頼がありました。

 つきましては、ご協力くださるようお願いいたします。」

フツー、文科省からの依頼という場合、

文科省からの通達のメールとか文書ファイルとかが添付されていることが多いのですが、

そうしたものも何も付されていませんでした。

協力依頼の内容に異議はありませんのでその時間には黙祷を捧げたいと思います。

ただ、今までこういう依頼が来たことあったかなあと思って遡ってメーラーソフトを調べてみましたが、

どうやら今回が初めてのようです (見落としの可能性は捨てきれませんが…)。

調べてみると、「東日本大震災○周年追悼式」 はこれまでも毎年行われていたようです。

そして、そのつど追悼式に向けて内閣総理大臣の談話が出され、その最後に、

「国民の皆様におかれましても、これに合わせて、

 それぞれの場所において黙とうを捧げられますよう、お願いいたします。」

という文が付記されていたようです。

これを承けて文科省も毎回、先ほどのメールのタイトルと同じ名前の通知を出していたようです。

この通知がいよいよ末端の私たちのところまで直接届いたということだったんですね。

なるほど。

まあいずれにせよ黙祷を捧げるつもりでしたのでご心配には及びません。

福島県民として一言申し上げさせていただくならば、

追悼式の名称が不十分であるように思いました。

震災と原発事故はまったく別物ですので、両方を併記して、

「東日本大震災および福島第一原子力発電所事故五周年追悼式」 という名前にしていただけると、

より素直に追悼の意を表すことができたように思います。

おっと、そろそろ時間が来たようです。

黙祷。