まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

アルツ、キタ━━━━(>_<)━━━━ッ!!!!

2016-03-25 12:42:31 | 生老病死の倫理学
先日、久しぶりにカラオケに行ってきました。

ある人がマッチ (=近藤真彦) の歌を歌ったところから懐メロ大会になっていきました。

年代検索で私が中学生~大学生だった1970年代から80年くらいまでの曲を探して、

片っ端から歌いまくって楽しみました。

私の定番からは 「あんたのバラード」 とか 「雨」 とか 「メモリーグラス」 など。

今回初めて歌った 「また逢う日まで」「喝采」「ハッとして!Good」 等々。

あの頃の私のヒーローといえばもちろんジュリーですから、「酒場でDABADA」「ダーリング」 等々。

何曲歌ったかわからないくらい歌いまくっていたらあっという間にお開きの時間がやってきました。

最後に締めの1曲ということで、どれにしようか相当悩んだ挙げ句、

けっきょくジュリーの 「時の過ぎゆくままに」 をセレクトしました。



三億円事件を扱ったドラマ 「悪魔のようなあいつ」 の主題歌でもあった名曲ですね。

最後は 「許されない愛」 みたいな絶唱系の歌で締めたかったのですが、

すでに喉がつぶれかけていたので、しっとり歌い上げる曲で静かに締めることにしたわけです。

一番を歌い終わり、二番に入ったところでちょっとヘンな感じを覚えました。

「♪からだの傷なら なおせるけれど

 心のいたでは いやせはしない♪」

この歌詞に既視感というか、なんかついさっき歌ったばかりのような感じを覚えたのです。

一番を歌っているときはまったくそんな感じはしなかったのに、

「からだの傷」 と 「心のいたで」 の対比に、ああこれやっぱいい歌詞だよなあと思ったのですが、

まったく同じことをついさっきも思っていたようなかすかな記憶がよみがえってきたのです。

で、歌いながら歌詞の途中でギャラリーの皆さまにおそるおそる尋ねてみました。

「ねぇ、これってもう歌ったっけ?」

そうしたらみんなやっと気づいたかという顔で、

「歌ってましたよ。最後にまた入れたから、よっぽど好きなんだろうなって思ってました。」

と言われてしまいました。

ガビーーーン

こんなことは生まれて初めてです。

カラオケで自分が何歌ったか忘れて、同じ曲を2回も入れてしまうなんて

しかも最後の最後、何で締めるか考えに考えた末に選んだ曲がすでに歌った曲だったなんて。

いよいよアルツハイマーが来たのかもしれません。

今回はかろうじて、曲の途中ですでに歌った曲だと自分で気がつくことができましたが、

そのうち自分が何歌ったかなんてまったく覚えていられなくなって、

何度も何度も同じ曲を歌い続けるようになってしまうのかもしれません。

ああ、恐ろしい。

そうなったらもう誰もカラオケに誘ってくれなくなっちゃうだろうなあ