まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

ノーベル建築デザインショー

2016-03-28 09:06:33 | お仕事のオキテ
この週末は東京に行っていました。

で、昨日ノーベルファッションショーの必要性についてお伝えしたわけですが、

その記事をアップした直後に散歩に出かけてみたら、

ノーベル建築デザインショーを見かけたのでビックリしてしまいました。

こちらです。



外濠公園から外濠をはさんで外堀通り沿いに建つ東京理科大学を望んだ景観です。

ビルの壁面に何か書かれています。

アップにしてみましょう。



 ノーベル生理学・医学賞
   大村 智 先生 (東京理科大学大学院出身)」


と大書されています。

大村智先生といえば、寄生虫感染症の特効薬イベルメクチンの開発により、

昨年ノーベル生理学・医学賞を受賞した方ですね。

わざわざ受賞記者会見の最中に電話をかけてきた安倍総理に対し 「あとでかける」 と一蹴したとか、

開発した薬の特許料で北里研究所を立て直した等々の、

権威に媚びない痛快なエピソードで一躍有名になった方でもあります。

そのお名前と偉業が東京理科大の建物の壁面に記されていました。

どうもこれは垂れ幕とかではなく、壁に直接書かれているようです。

思い切ったなあ、東京理科大。

もちろん東京理科大出身者のノーベル賞受賞は初めてのことだそうですし、

それどころか私大出身者としても初めての快挙ということだそうなので、

壁に直接刻んでしまいたくなる気持ちもわからないではありませんが…。

ともあれ、これぞまさしく 「ノーベル建築デザインショー」 とでも呼ぶべき珍百景ではないでしょうか。