お~寒い(笑) 私は昨日名古屋におりました。名古屋はさすがに雪は降りませんでしたが、帰り道名神高速はどうも雪みたいで東名阪を通って帰りました。
私のクラウンはいわゆるFRですね。判りますか(笑) 後輪駆動であります(笑)これの弱点は雪道に弱いところです。
一応スタッドレスタイヤは装着していますが、なんと言いましても『君子危うきに近寄らず』でありますから、雪模様の名神は避けたのです。 名古屋のお得意先を回られた鬼塚専務をお乗せしまして雪道渋滞はいただけませんから(笑)
そうなんですよ(笑)夕方から恒例の懇親会が名古屋の小さな居酒屋でありました。これは名古屋の営業所の連中との飲み会でしたから、さぞかしや鬼塚専務の怪気炎が上がったことでしょうか(笑)
加賀見さん(秘書です)からもらった予定表では懇親会は六時三十分から八時三十分とありました。そのあとは普通なら名古屋の超高級ホテルにご宿泊のはずが、明日工場の会議に出るためにその近くまでいかれるのです。
私はその予定表を見た時に嫌な予感がしました。…と言いますのが、飲んベェの…いえいえ(笑)お酒の好きな鬼塚専務が時間通りに大人しく帰られるとは思えませんでした。
必ず二次会三次会とはしごをされるのが、定番となっていました。
まあそれが『今回は地方工場までいかれるから大丈夫だよ!』
誰ですか(笑)無責任なことを言う人は…
『高村さんあそこまでどれ位かかるの?』
鬼塚専務は工場近くのホテルまでの時間を聞いてこられました。
『ざっと一時間半です』
『それくらいかかるよなぁ』鬼塚専務はヘッチャラであります(笑)
『専務今夜は雪が降るかもしれませんよ』よせばいいのに長原部長が牽制球を投げました。長原部長はそのキャラが災いして飲み会ではいつも鬼塚専務の餌食となっていました(笑)
『何だよ!お前心配してくれるのか』
『はい!雪で遅くなると…』
『大丈夫だよ!帰って寝るだけだから…』
長原部長の腹を見抜いたような鬼塚専務に長原部長は首をすくめました。
『そんな心配するくらいなら例の案件大丈夫だよな』 『はぁ』
『何だよ頼りない返事だなぁ(笑)』 『いやそうじゃあないのですが…』 『なんだ?言い訳するのか!』
『いえしません。しませんが…』
『なんだよ、それが言い訳なんだよ』鬼塚専務の鋭い突っ込みにしどろもどろの長原部長(笑)
『専務、長原はやりますよ』よこから佐川本部長が助け船を出してきました。
『そうなのか』
鬼塚専務は追求の手を緩めません。 『長原はっきり言うんだよ』佐川本部長は焦れったそうにしています(笑) 『どうした?』鬼塚専務は弱り切っている長原部長を見てニヤニヤしていました(笑)
『はい頑張ります』
顔中汗が光っていました。
『頑張らなくてもいいから』
『へっ!』
ノルマをやれるかと聞かれて自信のない長原部長はそう答えるのが精一杯でした。
それを頑張らなくてもいい…
『なんで…』
狐につままれたみたいな顔をしている長原部長に鬼塚専務はいいました。
『頑張って出来たら誰だってでくるだろう』
『はぁ…』
『お前なんかそんな柄じゃあないぞ』
カラカラと笑いながら鬼塚専務は言葉を続けます。
『判らん奴だなぁ頑張るとかどうでもいいから兎に角数字をだせよ』
きついお灸をすえられて長原部長はギャフンというよりありませんでした。
『出来る秘訣を教えてやろうか』
『本当ですか専務』
かつて営業ではぴか一の腕前だった鬼塚専務です。
長原部長は神の助けのように喜びました。
『教えて欲しいか!』
『はい是非とも』
『よ~しじゃあ名古屋のキャバクラおごっててくれたら教えてやるよ』
これにはさすがの長原部長も又々ギャフンでした(笑) 長原部長は大のキャバクラ大好き人間でしたから(笑)そして専務の一方的な約束で名古屋営業所の連中と錦のキャバクラへと流れて行かれました。
☆錦…名古屋の繁華街です
無論ホテルには午前様でありました…
私のクラウンはいわゆるFRですね。判りますか(笑) 後輪駆動であります(笑)これの弱点は雪道に弱いところです。
一応スタッドレスタイヤは装着していますが、なんと言いましても『君子危うきに近寄らず』でありますから、雪模様の名神は避けたのです。 名古屋のお得意先を回られた鬼塚専務をお乗せしまして雪道渋滞はいただけませんから(笑)
そうなんですよ(笑)夕方から恒例の懇親会が名古屋の小さな居酒屋でありました。これは名古屋の営業所の連中との飲み会でしたから、さぞかしや鬼塚専務の怪気炎が上がったことでしょうか(笑)
加賀見さん(秘書です)からもらった予定表では懇親会は六時三十分から八時三十分とありました。そのあとは普通なら名古屋の超高級ホテルにご宿泊のはずが、明日工場の会議に出るためにその近くまでいかれるのです。
私はその予定表を見た時に嫌な予感がしました。…と言いますのが、飲んベェの…いえいえ(笑)お酒の好きな鬼塚専務が時間通りに大人しく帰られるとは思えませんでした。
必ず二次会三次会とはしごをされるのが、定番となっていました。
まあそれが『今回は地方工場までいかれるから大丈夫だよ!』
誰ですか(笑)無責任なことを言う人は…
『高村さんあそこまでどれ位かかるの?』
鬼塚専務は工場近くのホテルまでの時間を聞いてこられました。
『ざっと一時間半です』
『それくらいかかるよなぁ』鬼塚専務はヘッチャラであります(笑)
『専務今夜は雪が降るかもしれませんよ』よせばいいのに長原部長が牽制球を投げました。長原部長はそのキャラが災いして飲み会ではいつも鬼塚専務の餌食となっていました(笑)
『何だよ!お前心配してくれるのか』
『はい!雪で遅くなると…』
『大丈夫だよ!帰って寝るだけだから…』
長原部長の腹を見抜いたような鬼塚専務に長原部長は首をすくめました。
『そんな心配するくらいなら例の案件大丈夫だよな』 『はぁ』
『何だよ頼りない返事だなぁ(笑)』 『いやそうじゃあないのですが…』 『なんだ?言い訳するのか!』
『いえしません。しませんが…』
『なんだよ、それが言い訳なんだよ』鬼塚専務の鋭い突っ込みにしどろもどろの長原部長(笑)
『専務、長原はやりますよ』よこから佐川本部長が助け船を出してきました。
『そうなのか』
鬼塚専務は追求の手を緩めません。 『長原はっきり言うんだよ』佐川本部長は焦れったそうにしています(笑) 『どうした?』鬼塚専務は弱り切っている長原部長を見てニヤニヤしていました(笑)
『はい頑張ります』
顔中汗が光っていました。
『頑張らなくてもいいから』
『へっ!』
ノルマをやれるかと聞かれて自信のない長原部長はそう答えるのが精一杯でした。
それを頑張らなくてもいい…
『なんで…』
狐につままれたみたいな顔をしている長原部長に鬼塚専務はいいました。
『頑張って出来たら誰だってでくるだろう』
『はぁ…』
『お前なんかそんな柄じゃあないぞ』
カラカラと笑いながら鬼塚専務は言葉を続けます。
『判らん奴だなぁ頑張るとかどうでもいいから兎に角数字をだせよ』
きついお灸をすえられて長原部長はギャフンというよりありませんでした。
『出来る秘訣を教えてやろうか』
『本当ですか専務』
かつて営業ではぴか一の腕前だった鬼塚専務です。
長原部長は神の助けのように喜びました。
『教えて欲しいか!』
『はい是非とも』
『よ~しじゃあ名古屋のキャバクラおごっててくれたら教えてやるよ』
これにはさすがの長原部長も又々ギャフンでした(笑) 長原部長は大のキャバクラ大好き人間でしたから(笑)そして専務の一方的な約束で名古屋営業所の連中と錦のキャバクラへと流れて行かれました。
☆錦…名古屋の繁華街です
無論ホテルには午前様でありました…