昨日テレビを見ていたらキャスターがこう言っていました…
『卯の年は過去を見ても株価が高騰した年がほとんどでそれも24%の上昇しました…』
確かに昨年は円高によって輸出中心の日本は業績不振にあえいだ一年でしたよね。
円が安くなるのかどうだか判りませんが、まずは過去の実績を省みての判断ですからまさに株価は繰り返すの名言どうりなるのでしょうか。
今日も車中はその話題で持ち切りでした。
廉価な海外に対抗するにも企業の努力はとうに限界水準を超えています、なんら根拠のなさそうな推測でも藁にも縋(すが)りたい気持ちは判ります…
『卯の年は株価が上がるんだって!』鬼塚専務がタバコを吹かせて切り出しました。
新年らしく新調のスーツがビシッと決まってますね(笑)けどどうして三つ揃いなの? 一張羅はベストが付くのが常識なんでしょうかね。私ならベストの代わりにツーパンツを選びますがね(笑)
兎に角銀座あたりにあるオーダーメイドの服店さん教えてくださいなぁ(笑)
話が横道にそれました(笑)
『えっそうなんですか?』
『テレビなんかでそう言ってたぞ』鬼塚専務にしては穏やかな話し振りです。
相手が佐藤部長だからでしょうか(笑)それにしても勉強家らしくない感じでした。
『私も見ましたよ』賛同するように口を挟んだのは
高辻役員でした。 『兜町ではもっぱらそれを楯にえらい買いの猛チャージみたいですよ』
『そうか…ならうち(自社)の株も上がるかなぁ』
なにを呑気なことをおっしゃていますか(笑) 上げるのはあなたたちの仕事でしょう…
私は胸の中で叫んでいました(笑)
『そうですなぁ』
高辻役員すら他力本願です。
佐藤部長に至っては『私は株はようわかりません』だって…
…おいおい佐藤さん!いずれあなたも役員になるんじゃあないの!なれば嫌でも自社の株持たされますよ(笑)私はなげき連発でした。
☆役員になると自動的に自社の株を持たなければなりません。二万株~三万株です。無論時価になりますから、買ったあと上がったら儲りますよ。(ただし退職までは売買できませんが…)
『佐藤、お前も少し勉強したらどうだ』鬼塚専務は言います。
そりゃあ経営の立場(役員)に立てばいやが上にも株がなんぞや…と知ることになるでしょうが…
『そうだよ世間が見ているうちの評価が数字で出ているんだよ』
高辻役員らしい実践的な説明です。 『あの株価は成績表なのですか』
『まあそんなものだよ』
『私は高校までは4か5しか取ったことなかったんですが…』
佐藤部長は胸を張りました。
『そんなこと自慢になるかよ…うちにはそんな奴しかいないよ』確かに高辻役員のおっしゃるとおり秀才揃いはさすがに一流企業と思いましたが…
『それでお前どこの大学だっけ?』鬼塚専務は突っ込みます。
『えっ!大学ですか…』佐藤部長は一瞬たじろぎました。
側にいる鬼塚専務はW大だし高辻役員はK大学でした。
『私はMですが…』
『おお、あのM大学か!』と驚くはずもなく鬼塚専務はつれなくおっしゃいました。
『お前とこ最近ラグビー弱くなったな』
そうです。鬼塚専務の大学とはライバルでしたから… 『そりゃあそうかも知れませんが高辻役員とこには負けませんね』
言わなきゃあいいのに佐藤部長はつい愛校精神が出てしまいました(笑)
これには高辻役員も顔を真っ赤にして怒られました? いえ寛大な高辻役員は平然として 『わしはアメフトOBやからなぁ…』
これには佐藤部長も口をあんぐり… やっぱり口では敵いませんなぁ(笑)
『卯の年は過去を見ても株価が高騰した年がほとんどでそれも24%の上昇しました…』
確かに昨年は円高によって輸出中心の日本は業績不振にあえいだ一年でしたよね。
円が安くなるのかどうだか判りませんが、まずは過去の実績を省みての判断ですからまさに株価は繰り返すの名言どうりなるのでしょうか。
今日も車中はその話題で持ち切りでした。
廉価な海外に対抗するにも企業の努力はとうに限界水準を超えています、なんら根拠のなさそうな推測でも藁にも縋(すが)りたい気持ちは判ります…
『卯の年は株価が上がるんだって!』鬼塚専務がタバコを吹かせて切り出しました。
新年らしく新調のスーツがビシッと決まってますね(笑)けどどうして三つ揃いなの? 一張羅はベストが付くのが常識なんでしょうかね。私ならベストの代わりにツーパンツを選びますがね(笑)
兎に角銀座あたりにあるオーダーメイドの服店さん教えてくださいなぁ(笑)
話が横道にそれました(笑)
『えっそうなんですか?』
『テレビなんかでそう言ってたぞ』鬼塚専務にしては穏やかな話し振りです。
相手が佐藤部長だからでしょうか(笑)それにしても勉強家らしくない感じでした。
『私も見ましたよ』賛同するように口を挟んだのは
高辻役員でした。 『兜町ではもっぱらそれを楯にえらい買いの猛チャージみたいですよ』
『そうか…ならうち(自社)の株も上がるかなぁ』
なにを呑気なことをおっしゃていますか(笑) 上げるのはあなたたちの仕事でしょう…
私は胸の中で叫んでいました(笑)
『そうですなぁ』
高辻役員すら他力本願です。
佐藤部長に至っては『私は株はようわかりません』だって…
…おいおい佐藤さん!いずれあなたも役員になるんじゃあないの!なれば嫌でも自社の株持たされますよ(笑)私はなげき連発でした。
☆役員になると自動的に自社の株を持たなければなりません。二万株~三万株です。無論時価になりますから、買ったあと上がったら儲りますよ。(ただし退職までは売買できませんが…)
『佐藤、お前も少し勉強したらどうだ』鬼塚専務は言います。
そりゃあ経営の立場(役員)に立てばいやが上にも株がなんぞや…と知ることになるでしょうが…
『そうだよ世間が見ているうちの評価が数字で出ているんだよ』
高辻役員らしい実践的な説明です。 『あの株価は成績表なのですか』
『まあそんなものだよ』
『私は高校までは4か5しか取ったことなかったんですが…』
佐藤部長は胸を張りました。
『そんなこと自慢になるかよ…うちにはそんな奴しかいないよ』確かに高辻役員のおっしゃるとおり秀才揃いはさすがに一流企業と思いましたが…
『それでお前どこの大学だっけ?』鬼塚専務は突っ込みます。
『えっ!大学ですか…』佐藤部長は一瞬たじろぎました。
側にいる鬼塚専務はW大だし高辻役員はK大学でした。
『私はMですが…』
『おお、あのM大学か!』と驚くはずもなく鬼塚専務はつれなくおっしゃいました。
『お前とこ最近ラグビー弱くなったな』
そうです。鬼塚専務の大学とはライバルでしたから… 『そりゃあそうかも知れませんが高辻役員とこには負けませんね』
言わなきゃあいいのに佐藤部長はつい愛校精神が出てしまいました(笑)
これには高辻役員も顔を真っ赤にして怒られました? いえ寛大な高辻役員は平然として 『わしはアメフトOBやからなぁ…』
これには佐藤部長も口をあんぐり… やっぱり口では敵いませんなぁ(笑)