クールビズは…

今年は計画停電の噂がでていますが、
特に製造メーカーは大変ですね。
私の会社の例えばＳにある工場で(関西)消費電力が一般家庭に換算すると、一万数千軒に匹敵するそうです。
これは小さな町クラスの電力を使うのですね。
経済的に影響がモロ出ますが、足りなくなった電力…工場の電力を止めないことには解決にならないのはこんなところに理由があるからでしょうか。

橋下市長が原発再稼働に断腸の同意をしたのも こんな背景があったようですね…

固い話はこれくらいにして…

又私の愚痴話しに付き合って頂きましょう(笑)

節電と合わせて クールビズ も流行っています。
会社なら半袖、ノーネクタイですが…
この七月に入って余計この傾向が顕著に現れています。

私の車内でもお得意先を訪問するのにネクタイをするのしないの…
なかなかまとまらないですよ(苦笑)

議論はありました。
例えば東京電力…
先日福島の地方自治体と話し合い(お詫びと今後の対応について)
の席で東京電力の社長以外幹部連中はノーネクタイでした。

「だから、東電はお役所感覚が抜けないと批判されるんだよ」
憤慨しながら鬼塚専務が口火を切ります。

当然ながら皆もうなずいてますが、
「仮に我々が同じ立場ならどんなに暑い部屋でもネクタイはするよね」
ナンバーツーの高辻役員のこの一言で決定的になりました(笑)

あとは口々に
「だから東電はダメなんだ!!」
「官僚体質が抜けていない！」
「福島の人が大変なのに…」

それで一通り沸きましたが、

トドのつまり…
「じゃあ、ネクタイどうする？」
話はこれから訪問するＰ社に変わりました。
何でも主力取り引き先に営業方針を発表するのでした。

「これは公式の場だから…」

高辻役員のコメントはもっともです。

「仮に…」
高辻役員はタバコを燻らせて続けました。

「我々だけがネクタイをしていたら、他の会社から笑われるくらいで済むが、我々だけがノーネクタイだと、Ｐ社から笑われてしまうぞ 」

う～ん…
なんともわかりやすい比喩法でしょうか(笑)
実際もこの通りにしようと決まりましたが、
説明会を終えられて戻ってきた鬼塚専務、高辻役員以外連中はみなノーネクタイ姿でした。
あれ？行くときは 確かにネクタイをしていたのに？

近づいて来られた皆さんを見ると一様にスーツのポケットが膨らんでいましたよ(笑)