寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

らしくなくて…

2012年07月30日 06時49分43秒 | 日記
日本には上場企業が約4000社あります。
一社あたり十人の役員さんがいらっしゃるとして全国に四万人の役員さんがいらっしゃるわけですね♪
これは私の数字ですが、ほぼ間違いのないところでしょうか!

以前十人十色と言いましたが、なるほど、色々な役員さんがいらっしゃいますね…(笑)

わが社には33名の役員さんがいらっしゃいますが、(多いでしょ) それぞれ特徴のある方ばかりです。
今年新役員になられた円山さん、
旧帝大卒! しかも修士ですよ!!
「修士?」
ええ…早い話が大学院卒です♪
頭が賢い人は、なるほど優秀ではあるのですが、どこか世間ずれの部分があるのも確かです(失礼)。
宮崎乗務がボヤいていらっしゃいました。

「あれはないよなぁ…」
「なんだ、なんだ?」私は聞き耳を立てながらハンドルを握り直しました。

「あれでも、だいぶ成長したよなぁ…」
鬼塚専務も苦笑いです♪
この両巨頭は私が所属している事業部のトップです。

「そうですねぇ…」

どうやら何日か前の幹部会のあとの飲み会の話みたいでした。

幹部諸氏は二次会でも議論に議論を重ねるたちですが…
それでもさすがに最後は和気あいあいになってカラオケ大会に移っていきました。
だいたい、この幹部諸氏に限らず日本人はカラオケが大好物 ですなぁ(笑)

この時も皆さん取っておきの一曲を披露する人、新曲にチャレンジする人、絶唱する人…さまざまでした。

一通りマイクが廻って締めは鬼塚専務です。
…お断りしておきますが、この会社はカラオケの締め(これでお開き…最後です。)は上長が歌います。
つまり歌い締めですね♪

この時も時間も時間だし、ソロソロ…
となりだしたのですが、 「円山事業部長歌って下さいよ!」
誰かが声をあげました。
「お…円山まだかいな?」
歌詞ブックを手にしていた 鬼塚専務が顔を上げます。

「ヒョ~♪~」
クラブの中は歓声に包まれました。
みんな円山さんの音痴を知っていたからです。
それはヤッカミ(ひがみ、妬み、嫉妬)もあったのでしょう…(笑)
「おい!円ちゃん何か歌えよ!!」
鬼塚専務がマイクをもてあそびながら…
「俺が歌えないじゃあないかよ(怒)」。
「あ…はい(汗)」頭をカキカキ頼りなさげに 円山さんが出てきます。
「それじゃあ…」

皆は固唾を飲んでいました。
「又いつものあれか…(ひそひそ)」
「専務がいらっしゃるんだから、あれはないでしょう(笑)」
新役員とは言いながら円山さんはどこか童顔で愛嬌のある人でしたから…
皆は親しみは感じますが反面怖さがありません。

そしてイントロが流れ出しました♪
「パン、パンパパパンパン~♪」

「出た♪」誰かが叫びます(笑)
「あああ…」声にならない声(笑)
皆んな一斉に鬼塚専務を見ます。

あの鬼塚専務がどんな顔をするだろうか…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする