会食まで…

戦国時代の武将、藤堂高虎の城下町のＴ市に来ています(^^)
夜の会食まで二時間空きました。
円山統括部長は私に おっしゃいます。
「高村さん、悪いけどＨ工場まで迎えに行ってよ」

Ｈ工場とは ここからクルマで２０分余りにある工場でした。

普段この工場にお得意先が来られて 視察した後にこの伊勢門(料亭)
にて「今日は遠路はるばれありがとうございました」と接待するのが定番のコースです(^^)
だから 伊勢門まで来られた時はいつものコースだと思ってました。
どころが 肝心の円山統括部長と営業のトップになる菅野営業本部長は 近くのホテルで休憩だと おっしゃる？…
普通…いや 今までのパターンは お得意先と 一緒に工場を視察して 時刻を見計らって伊勢門に同行していました。

肝心なのは同行する。これですね(^^)

それが 僕らはここで休んでいるから 迎えに行ってよ…でしょ!?
私はさっぱり訳がわからなくなっていました。
今までの鬼塚専務や高辻役員などの時は決まっていました。それが新たに円山統括部長
が仕切るようになって意味不明なことが増えてきましたね…

兎に角、誰であっても私達運転士は従順な下部(しもべ)にならなくとはなりません。

私は向かえの時間と 山田 と 言う名前を訊いてＨ工場へとクルマを走らせました。